Posts Tagged “若者”

最近の若者=キレるという発想の危うさ

最近の若者=キレるという発想の危うさ

 白昼の秋葉原で起きた連続通り魔事件で、メディアは過熱報道だ。  ショッキングな事件ではあるが、メディアはエキサイトしすぎのようにも思う。 TBSは事件の起きた夜に放送する予定だったミステリー番組の放送を、「遺族に配慮し…

エロゲーと人間性

エロゲーと人間性

 アニメやゲームは、なにかと批判されてきた。  これは今に始まったことではなく、かつて私が子供の頃は、マンガやテレビが青少年に好ましくないと批判されてきた。  最近では、インターネットに氾濫する情報も批判の対象に加わった…

野良猫は必ずしも自由じゃない

野良猫は必ずしも自由じゃない

 都会は、猫にとって住みにくい環境になってきたようだ。  「最近、野良猫をあまりみかけないね」と、ある友人がいった。  うちの近所でも、以前ほど野良猫は見かけなくなったが、いないわけではない。  その第一の条件は「食べ物…

ネット時代特有の現象とはいえないもろもろのこと

ネット時代特有の現象とはいえないもろもろのこと

 ネット時代になって、ネット上やそれを取り巻く環境で起きる社会現象を、ネット時代特有の現象として取り上げることも多くなった。  たとえば、誰もがネットを利用できるようになって、個人でも情報を発信できる時代となって、マスメ…

デジタルメディアと無料のコンテンツ

デジタルメディアと無料のコンテンツ

 新聞を取らなくなって久しい。  15年ほど前(現在年からは)から、新聞は必要なくなった。  取らなくなった理由は、デジタル情報としてニュースを読むようになったからだ。当時は、まだインターネットが一般に広く普及していなか…

リアルとバーチャルとネットと

リアルとバーチャルとネットと

 この記事は、当ブログでの「リアルとバーチャルの狭間」と「ネットと子どもの関係」を収束させて展開する。  続きを書こうと思いつつ、時間がなくて途中で止まっていた。  その間に、関連する記事をいろいろと読むことになった。 …

リアルとバーチャルの狭間(1)

リアルとバーチャルの狭間(1)

 コンピュータ、ゲーム、最新テクノロジーなどの話題が取り上げられるとき、必ずといっていいほど「現実」と「仮想世界」の境界について語られる。  現実……リアルと、仮想世界……バーチャルとの境界線。  そのことは、青少年が起…

求められているのは小説というより、物語。

 小説と出版の関連記事を2つ。 NIKKEI NET:企業 ニュース「若者向け書籍強化、小学館はイラスト付き小説」  小学館やソニー・ピクチャーズエンタテインメントなどが10―20代を対象にした書籍事業を強化する。小学館…

「メールの不思議」

変なメールが来た。 Mike, Thanks again for lunch it was great! (多謝、ランチは素晴らしかった!) Best regards, (敬具) Steve あて先は私のアドレスではない…

「成人式の意義」

「成人式の意義」

このところ毎年、成人式の狂騒とあり方が問われている。 ニュースでは、ことさらに問題の発生した地域の成人式をこぞって取り上げている。そうした取り上げ方自体が問題だと思うし、目立つことを目的としているバカな連中の思うつぼでは…

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