Archive For The “サイエンス” すべてのカテゴリ:

惑星の定義、決まる

惑星の定義、決まる

 二転三転したようだが、ようやく惑星の定義が決まった。 【速報】太陽系の惑星の定義確定 国際天文学連合:太陽系における惑星の定義 現代の観測によって惑星系に関する我々の理解は変わりつつあり、我々が用いている天体の名称に新…

惑星の定義・続報

惑星の定義・続報

 惑星の定義について、より詳しいレポートが出ていた。 「惑星」の定義の原案、公開へ 国際天文学連合では、惑星の定義を天文学的に定めるべく、これまで慎重に議論をすすめてきました。そして、8月16日、総会参加の天文学者に「惑…

理路整然とした“夢”を見る

 睡眠中に見る“夢”は、理路整然としていなくて、荒唐無稽であることが多いという。  と、こんな記事。  脳が活性化していると言っても、夢の中と目覚めているときでは、違っている点も多い。例えば夢のストーリーの脈絡のなさ。目…

クエーサーとガンマ線バーストの奇妙な不一致

 宇宙は謎の宝庫。  だから面白いのだが。  こんな記事。 写らないはずの、銀河が… 宇宙のはるか遠方にある2種類の天体を撮影したところ、天体とわれわれの間に存在する銀河が見える割合が両者でまったく異なっていたのだ。奥に…

「ニクス(Nix)」と「ヒドラ(Hydra)」

「ニクス(Nix)」と「ヒドラ(Hydra)」

 天文の世界は、次々と新しい世界観になっていく。  新発見、新理論、新技術の登場で、見えているもの、見えていないものの、認識が新しくなるからだ。 冥王星の新衛星の名前は、「ニクス」と「ヒドラ」 「ニクス(Nix)」と「ヒ…

使わなくては衰える「勘」

 「勘」というのは、おそらくコンピュータで再現するのが一番むずかしい。  「推測」は統計と確率から、次に出現する可能性の高い数値を割り出すことだが、「勘」は経験をもとに「想像力」を働かせること。  似ているようで、微妙に…

宇宙が一様ではないという話

宇宙が一様ではないという話

 世界は一定のルールの上に成り立っている。  それが物理定数と呼ばれる、不変と仮定されている世界の基本だ。  いま私たちがいるこの場所と、遙か彼方の宇宙の果てでも、物質の質量を決定する陽子の重さは同じ、光の速度は同じ………

意思をデータ化するのは可能か?

意思をデータ化するのは可能か?

 脳で考えていることを、データ化してコンピュータで読み取れる……というのは、電脳世界SFでは当たり前のように前提条件となっている。  しかし、そもそも意識=意思をデータ化するのは、たやすいことではない。  意識がどこで発…

宇宙誕生後、9億年後の星

宇宙誕生後、9億年後の星

宇宙の年齢は、約137億歳。 宇宙の誕生プロセスには諸説あるが、ある一点から爆発した……というのが、共通したシナリオだ。 遠くの星を見ることは、昔の宇宙をみることとなり、どこまで遡れるかが、天文学の更新記録レースになって…

太陽系近傍の恒星を視覚的に飛べるサイト

 前述記事に関連して、太陽系の近くの恒星が、どんなふうな位置関係にあるのかを、3次元で視覚的にわかりやすく見せてくれるサイトを紹介しよう。  それは国立天文台のサイト内にある「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト」と…

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