先日、とあるコンビニに行ったときのこと。
女性店員と女性客が、何やら怯えた様子で右往左往していた。
何かと思ったら、虫が飛んでいる。
「蜂! 蜂ーー!!」
店員があわてた口調でいった。
私の目の前を、ブーーンと横切る虫を確認した。
ああ、またこいつか。
私は避けることなく、虫をスルーする。
「それ、蜂じゃなくて蛾ですよ。刺されたりしません」
そういって、店員を落ち着かせる。
透明な翅で、胴体が黄色っぽいので、蜂のように見えるが、 オオスカシバという蛾だ。
この蛾は6月頃に羽化して、10月頃まで活動する。夏の虫と言ってもいい。
シチュエーションは違うが、この蛾を蜂と勘違いする人によく遭遇する。
その度に、毎度同じセリフを言うハメになる。年に一度、毎年言ってるような気がする。
虫に興味のない人がわからないのは無理もないが、そういう場面に遭遇する確率が高いのはどういうわけか。
これ、蛾ですよ、蛾。
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