Posts Tagged “多数決”

デモや議会妨害は民主主義じゃないだろ

デモや議会妨害は民主主義じゃないだろ

 安保法制を巡って、反対派のデモや野党議員による議会の妨害が続いている。  反対派の言い分も部分的にはわからないでもないが、デモや議会妨害で国の政策が変えられるとしたら、それはもはや民主主義ではない。  デモに参加してい…

安全保障法制の強行採決に見る政党政治の限界

安全保障法制の強行採決に見る政党政治の限界

安全保障法制が強行採決された。 委員会の紛糾ぶりをテレビで見ていて、茶番劇だな……と思った。 野党は審議不十分といい、与党は十分に審議したという。 だが、たとえ200時間、300時間審議したといっても、同じことを言っただ…

ドラマ「ハガネの女」に見る差別の背景

 テレビドラマはあまり見ない方だが……、この記事の内容から察すると、ひどい話だ。 「ハガネの女」ドラマでトラブル 漫画家が異論唱え原作者降りる : J-CASTニュース 発達障害の男児がクラスに残るかをクラスメートの投票…

「普通の生活」の普通の定義は?

「普通の生活」の普通の定義は?

 選挙戦が始まって、あちこちの街頭で候補者が演説をしている。  一部始終を聞いているわけではないが、通りすがりに断片的に聞こえてくる。  先日、恵比寿駅前で、社民党の候補者が…… 「普通の人たちの、普通の生活を守るため……

夢のような経済政策?

 政権交代してからというもの、毎日なにがしか民主党の打ち出す政策や大臣の発言が話題になっている。  民主党は成果を急ぎすぎているようにも思う。  張り切っているのはわかるが、少々先走りすぎの面もある。  いままでとは政権…

続・温暖化の真偽

続・温暖化の真偽

 洞爺湖サミットが閉幕した。  その成果や意義については、いろいろと評価が分かれているが、歴史的な成果とはならなかったことだけは確かなようである。  地球環境にやさしくすることには、誰しも賛成するだろう。それは人々が暮ら…

恣意的な数字が判断を狂わせるときもある

恣意的な数字が判断を狂わせるときもある

ある特徴的な現象を語るときに、数字的な裏付けを加えることで、妥当性を印象づけることがある。 だが、理論武装として用いられた数字が、果たして適切な解釈なのかどうかは、データの取り方、調査の方法で変わってくる。 それに関した…

リアルとバーチャルの狭間(3)

リアルとバーチャルの狭間(3)

リアルとバーチャルの狭間(2)の続き。 リアルとバーチャルの考えるとき、両者の違いをどう捉えるか? その概念は、視点がどこにあるかで違ってくるように思う。 いくつかのモデルが考えられるわけだが、4つのモデルを図にしてみた…

環境問題の本当の意味

環境問題の本当の意味

 環境問題のニュースが、流れない日がないくらいになった昨今。  これだけ猛暑が続いていると、地球温暖化を「肌で感じる」ような「気がする」  しかし、それは「気がする」のであって、温暖化は必ずしも決定された未来というわけで…

マスメディアの観点の危うさ

マスメディアの観点の危うさ

 つらつらとニュース記事のリンクを辿っていったら、興味深い記事にたどり着いた。  それは新聞記事の書かれ方、新聞記事が想定する「大衆の主体」あるいは「文章の観点」の根拠についてだった。  通常、新聞記事は一人称で書かれる…

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