予言か?…8月20日「富士山噴火説」

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新型コロナで不安と閉塞感が漂う社会。
こんな時代には予言が流行るのかもしれない。
ときどき話題になる、大地震や富士山の噴火に関する予言めいた話。
そして、予言の書が出てくる。

8月20日「富士山噴火説」。的中率9割の予言書が明示する恐怖に抗う術は | 日刊SPA!

古くから日本人に親しまれ続けてきた名峰・富士山。しかし、その美しい円錐形は今年で見納めになるやもしれない。今夏の噴火が、まことしやかに囁かれているのだ。

噂の発端は、漫画『私が見た未来』(朝日ソノラマ’99年刊・絶版)。著者のたつき諒氏自身が過去に見た予知夢を再現した作品だが、驚くべきはその的中率。

フレディ・マーキュリーやダイアナ妃の早逝などが言い当てられており、特に鬼気迫るのは、単行本カバーに書かれた「大災害は2011年3月」の文字。東日本大震災をピンポイントで予知し、9割の的中率を誇る。

そして、この本が次に予言するのがカバーにもくっきりと描かれている富士山の噴火。しかも「噴火は’21年8月20日」と具体的に唱えているという。

今回の予言の書といわれる『私が見た未来』は、正式に復刊されるようだ。

私が見た未来 完全版(仮)
私が見た未来 完全版(仮)

予言とされるものは、その期日を迎えるまでは盛り上がるが、外れると風船が割れるように立ち消えていく。

かつて「ノストラダムスの大予言」が大ブームになったが、世界の終末とされた1999年はなにごともなく過ぎて、ブームは去った。
1999年は21世紀目前の世紀末で、新しい世紀への期待感と古い時代を引きずっている現実とが交錯していた時代だ。日本のバブル経済が崩壊し、アジアやアメリカでも不況になっていった時代。
そんな不確実な時代に、予言の書はヒットした。

『私が見た未来』がブームになることはないだろうが、富士山噴火が的中するかどうかは、来月には確定する。

遅かれ早かれ富士山が噴火することは、多くの科学者が予想していることだ。
問題は、いつ噴火するかだ。
いきなり噴火することは考えにくく、前兆現象や引き金になりうる大地震がその前に起きるとされている。

仮に8月20日に噴火するとなると、それよりも前に関東や東海でM7以上の地震が起きると予想される。それが富士山の噴火の引き金になる。

そうなると地震の被害に加えて、噴火の被害が加わり、首都圏は長期間に渡って麻痺することになる。
この1か月というのはオリパラの期間でもあり、ここで大地震&噴火が発生すると、とんでもないことになってしまう。

それは勘弁してほしいところだ。

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