明けましておめでとうございます……というのは、あまり好きではない(^^;)。
 年が変わると、なにか新しいページをめくったような錯覚をするが、それはカレンダーの上での区切りでしかなく、気分的な「動機」にすぎない。
 テレビでは、年末の紅白や年明けのバカ騒ぎが恒例になっているが、うちではそんなものとは無縁だ。
 私自身は中学生の頃から、紅白なんて見なくなったし、妻もそういうものには関心がない。別に申し合わせたわけではなく、そもそも二人とも結婚前から「アホらしい」と思っていた。
 面白いもの、面白くないものに対する価値観が似ていたのだ。

 地上波テレビの年末年始の特番は、くだらないものが多い。
 まともに見るわけではなく、ザッピングでチラッと見ているだけだが、数秒でアホらしくなってしまう。
 毎年同じようなことを書いている気もするが、よくもまぁ、毎年同じようなくだらないことをやっているものだ。そのバカさ加減に、逆の意味で感心する。
 大晦日の紅白の時間帯には、ケーブルテレビで「24」の一挙放送を見ていた(^^)。昼間に「MR.BRAIN」の再放送をやっていて、なんとなく見ていたが、やってることが時間をカウントダウンするという「24」のパクリだった(^^;)。
 かけてる予算が桁違いに違うだろうから、比較するのも酷な話ではあるが、レベルが違いすぎ。役者の演技、脚本の質、演出の完成度、絵的な作り方……どれをとっても、桁違いにレベルが低い。
 一番問題なのは、科学捜査が物語の根幹なのに、その科学的な描写が稚拙なこと。マジにやってることが、笑い話になってしまっている。詰めが甘いというか、なぜそうなるのか?……という背景がいい加減。表層だけ科学っぽくしているだけで、中身がない。これじゃ、技術立国とか科学立国なんて、無理な話。娯楽だからっていい加減なことをしないで、リアルなドラマではリアルを追求して欲しいものだ。

 と、本題はそっちではなく、年初の記事から(^^)。

しぼんだ「第3次ベビーブーム」(産経新聞) – Yahoo!ニュース

 日本の出生数は、人口減少時代に突入した平成17年に過去最低を記録した後、18~20年の3年間にわたって反転し109万人前後を維持してきた。だが、21年の106万9千人という数値は、反転期が終わりを告げたように見える。17年までの流れに逆戻りしたのではないか。

 むしろ、この3年間が少子化の大きな流れにおける特殊な時期だったと見るべきだ。出生数が反転した時期は、景気回復に伴う若者雇用の改善で20代を中心に結婚や出産が後押しされた面に加え、30代後半に差しかかった団塊ジュニア世代(昭和46~49年生まれ)が“駆け込み出産”したことも大きかった。

 つまり、これは「第3次ベビーブーム」だった。ただし、少子化の大きな波にのまれる形で、第1次、2次ベビーブームに比べれば、極端に小さなブームの山に終わったということだろう。

 「第3次」がしぼんだ背景には、一昨年秋の世界同時不況以降の急速な景気悪化がある。リストラや給与・ボーナスのカットなど若者の雇用は再び不安定となり、結婚や出産を控えたカップルは少なくない。景気低迷がこのまま続けば、22年以降も少子化の流れはさらに強まるだろう。

 そうでなくとも、団塊ジュニア世代が今後高齢化していけば子供を産める女性数は急速に減少する。このため、今後は、出生率が多少回復することがあったとしても、出生数そのものは減ることになる。

 一方で高齢化に伴い死亡数は増え、人口の減少幅は年々拡大することが見込まれる。鳩山政権は「子ども手当」を創設するが、どんな対策も効果が表れるには相当な時間を要する。政府は、少子化歯止め策と同時に、人口減少を前提とした社会づくりも急がねばならない。(河合雅司)

 少子化問題は「悪いこと」ということになっているようだ。
 温暖化問題でもそうなのだが、「悪い面」ばかりを強調されるものの、プラスになる面だってあるはずなのだ。
 「良い面」ばかりを強調されてきたことが、ある時期から「悪いこと」になった例は多い。公害や薬害はその端的な例だ。便利になる、役に立つといわれて突き進んだ結果、公害や薬害となってマイナス面が表面化した。
 見通しが甘いというか、未来を予見できなかった結果だろう。
 温暖化問題でも、その影響が結果として確認できるのは、おそらく50年とか100年後である。明日の天気予報すら100%確実には予測できないのに、100年後の予想などかなり限定的な条件でしか成立しない。

 少子化問題や人口の減少も悪い面ばかりではない。
 人口の集中する都市部は、過密で人が多すぎだ。毎日の超満員電車は、何十年も前から問題になってるのに、いっこうに解決しない。解決方法はあるのに、金がかかりすぎるから手を付けようとはしない。お金が潤沢にあったバブルの時期ですら、収益に直結しない設備投資を渋っていたのだから、不況になればなおさら手を付けない。
 痴漢防止のために監視カメラを設置することを始めているが、抑止効果はあまりないだろう。犯罪の証拠となる場合はあるだろうが、そもそも混雑している電車内で起こる犯罪なのだから、カメラからは死角になるのが普通だろう。
 本気で痴漢防止を考えるのなら、定員以上は乗せないことなのだ。ぎゅう詰めで身動きできない状態で電車に乗っていることが、どれほど異常なことなのか、私たちは鈍感になっている。
 これほど密着するのは、セックスするときくらいだ(^^)。服を着ているとはいえ、赤の他人と密着することを強要されるわけで、鉄道会社の犯罪ではないのかといいたくなってしまう。

 満員電車では鈍感になっていても、過密な環境は、人間の生物的な本能にはストレスになっているはずだ。
 少子化の一因には、こうした人口圧力もあるのだろう。
 人口が減れば、人口圧力も減る。どこまで減ればストレスが軽減され、安定するのかはわからないが、まぁ、仮に半減したとしよう。
 半減だと1930年代くらいの人口になる。
 リセットとはいわないが、このくらいになれば狭い日本でも余裕が出てくるだろうし、成長の伸びしろも出てくる。
 人口が半分になれば、環境負荷も半減する。
 環境問題もクリアだ。環境問題の解決には、人口を減らすことが一番なのだ。
 経済成長は大きくマイナスだろう。世の中、メリットがあればデメリットもある。無限に成長し続けなければならない市場経済は、ネズミ講と同じで、人口というパイの数と大きさを拡大し続けなければならない。それはいつか破綻することが約束されている。
 少子化を「悪いこと」と考えるのではなく、「良い方向」に考え直すべきではないだろうか?
 環境に優しい車とか電化製品とかいってるんだから、少子化や人口の減少は環境に優しい……とはいわないのかね?

 高齢化に関しては、今現在平均寿命を高くしている世代は、健康的な子ども時代を過ごした世代だ。
 私も含めて、戦後世代、特に昭和30年代以降の世代は、高度成長時代に子ども時代を過ごした世代だ。この時代は公害にまみれた時代だ。工業化の中で、さまざまな化学物質にさらされて成長した。汚染された世代なのだ。
 その世代の子どもたちが、今の若者たち。その若者たちは、アレルギー体質であったり、体力が落ちていたり、若くして骨粗鬆症だったりと、けっして頑健な体とはいえない。
 私たちの世代以降は長生きしないよ(^^)。
 20~30年後には、平均寿命は減少に転ずるだろう。

 順序は逆になるが、結婚の問題。
 バブルの時代に経済的な余裕があったから、結婚がしやすかったとか、不況になって結婚しにくくなった……というのは、ほんとうに因果関係があるのだろうか? と思う。
 たしかに傾向として、連動性は見られるものの、経済的な問題が本当の理由だろうか?
 そもそも結婚するのに、お金がかかるという発想が間違っている。
 バブル時代には派手な結婚式が話題になったりしたが、それは結婚関連業界に煽られただけではないのか?
 昨今の婚活ブームも、結婚ネタを目当てにした業界の仕掛けにすぎない気がする。
 結婚したければ(相手がいればだが)、婚姻届けを役所に出すだけだ。
 実費はゼロ。
 私たち夫婦は、それで済ませた。
 結婚式というセレモニーをしたいとか、新婚旅行をしたいとか、そういうのは無駄とはいわないまでも、必然ではない。
 なんのために結婚するのか?……ということが重要なのだ。
 友人知人の結婚式に呼ばれたりもしたが、そのうち8割は早々に離婚した(^^;)。あの盛大な結婚式は、なんだったんだよ?……と思う。結婚そのものが目的化しているから、結婚後の生活が長続きしないのだろう。

 また、これも度々書いているが、結婚と出産は別の問題だ。
 セットで考えるから、結婚できないとか出産できないという話になってしまう。
 現状、日本は子育てをする環境としては遅れていることは事実だ。フランスが良いモデルとして紹介されるが、その前提として結婚と出産が分けて考えられている。正式な結婚をしなくても社会的に夫婦扱いにされたり、未婚の母でも子育てしやすいようになっている。
 日本は結婚観から変える必要がある。夫婦別姓もそのひとつだ。

 婚活関連の記事、特に女性向けの記事を読んでいると、欲張りな女性像が見えてくる。
 仕事のスキルやキャリアを積み、高い収入(資産)を得て、いい彼氏と理想の結婚と理想の家庭(夫婦生活~出産~子育て)を手に入れる……そんな願望だ。
 いったいどこにそんな人がいるのだろう?
 なにもかも手に入るなんて、ごくごく一握りの人だろうし、そもそもそんな人が存在するのかどうかすら疑わしい。
 キャリア指向の女性たちのカリスマ的存在の、勝間和代氏に関する記事に、以下のようなものがあった。

勝間和代「目真っ赤に」泣かした 文春インタビューの質問とは : J-CASTテレビウォッチ

「私は、はっきり言って親として未熟ですから、娘にそういう意味では暖かい家庭であるとか、非常に良好な親子関係を築けなかった。(中略)娘がブログで書いたように、そういう思いをせざるを得ない状況を作った母親なんです」

長女は、ブログを書き、母親の元を離れ、一人暮らしを始めるが、3か月ほどして父親の元に身を寄せる。

向上心の高い女性たちに圧倒的な支持のあるカツマーこと勝間和代にも、暖かい家庭や良好な親子関係は築けなかった。当然のことのような気もするが、そうしたものまで犠牲にして、彼女が得たものは何だったのだろうか。

 著作がベストセラーになり、有名人としてあちこちに顔を出している勝間氏だが、こと結婚と家庭に関しては、失敗しているようだ。おそらく、夫婦の性生活もうまくいかなかったのだろう。
 この人が、女性のロールモデルだとしたら、少子化は加速するし家庭は崩壊することになる。仕事で成功して儲かるのなら、結婚や家庭は犠牲にしてもいい……ということなのだろう。当人がそれで満足なら、それでもいいのかもね。

 新年早々、ぐだぐだと書いてしまった(^^;)。
 今、ケーブルテレビで「ロード・オブ・ザ・リング」をやってる。
 何度も見ちゃうんだよね。というか、何度も放送してるから。
 休み中は、録りためてあった録画を集中的に消化している。
 がしかし、多すぎて時間が足りないよ……

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