楽しみに見ていた『アストリッドとラファエル』のシーズン4が、先週で最終回となった。
何か書こうと思っていて、書く暇がなかった。
殺人事件を扱う刑事ドラマなので、毎回事件が起きるわけだが、その設定が凝っていて見ていて飽きなかった。
謎解きのミステリーとしても、現代的な科学捜査が前提の捜査なので、なかなか緻密に計算されていた。多くの謎はアストリッドが解いていくが、常人とは違う観察眼が事件を紐解いていく。
フランス発のミリテリードラマだが、作品のレベルはかなり高い。
凸凹コンビのふたりの関係性が、ドラマに深みを増していた。
前にも書いたが、自閉症の人物が主役になっていることで、『グッド・ドクター 名医の条件』とイメージがだぶるが、いずれも特定の分野で天才的な能力を発揮する。しかも、アストリッドは愛すべきキャラとして描かれているから、好感度が高いと思う。
こういう内容の濃い、ハイレベルのミステリー・ドラマは、日本のドラマが苦手とするタイプだ。日本にも科学捜査を取り入れたドラマは、あるにはあるが底が浅いし、見せ方も稚拙だ。視聴者は海外ドラマも見るから、目が肥えてきている。雑な作りのドラマを見せられると、がっかりしてしまうのだ。
シーズン最終話で、ラファエルの妊娠が判明していた。
えーー、誰の子だよ?(^_^)b
彼女は複数の男性と関係を持っていたから、最終話時点での恋人のニコラとの子とは限らない。
また、アストリッドの恋人となったテツオは、東京に帰るかもしれないといっていた。
それぞれの関係性が変わりそうなので、シーズン5は波乱の展開になりそう。
もっと続きを見たいなーと思っていたら、シーズン5は撮影中だという(2023年10月時点)。
早ければ、年内(2024年)に日本でも放送されるかもしれない。
楽しみに待ちたい。