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2019秋アニメ寸評(1)の続き。
『戦×恋(ヴァルラヴ)』
総合評価 ★★★☆☆
美少女戦闘ものだが、中心となる男子がイケメンじゃないという異色の設定。普通だったら主人公になりえない男子が、美少女に囲まれて生活する。原作付きとはいえ、この設定は居心地が悪いというか違和感ありまくり。ソフトなエロ系のようなので、そっちで引っ張るのか?(^_^)b
『この音とまれ!(第2クール)』
総合評価 ★★★★☆
琴を演奏する部活の学園ドラマの続編。前作はクライマックスで終わって、結果がどうなったのか続きが気になっていた。まずは、そこの伏線を回収してくれた。
音楽もので、楽器が琴という異色の作品だが、動きの少ない琴の演奏シーンをうまく表現していると思う。
『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』
総合評価 ★★★☆☆
ほぼ現代の日本がベースになった世界だが、エルフ・ドワーフ・吸血鬼・ホムンクルス・人間などが共存しているという設定……の刑事もの。
第1話を見る限り、耳の長いエルフが出てくる必然性を感じなかった。その世界設定が、今後物語にどういう影響するのかが鍵かな。
『Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール)』
総合評価 ★★★★☆
シリーズの続編。前作はわりと面白かった。残された謎や問題が解決されることを期待する。
絵的に好みで、シックな雰囲気と色使いが良い。
『バビロン』
総合評価 ★★★☆☆
東京地検特捜部の捜査官たちの物語だが、近未来が舞台。東京都西部に『新域』と呼ばれる新たな独立自治体が誕生したという設定。近未来といいつつも、あまり未来感はない。架空の街としての設定なのだろう。
巨悪と対決する捜査官の話なので、わりと硬派。……なのだが、シナリオにいまいち緊迫感がないかな。絵的にもあまり個性がないので、それも一因だ。いろいろ惜しい。
ストーリーでどこまで引っ張れるかだね。
『ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル』
総合評価 ★★★☆☆
ゲームが原作で、人類が恒星間宇宙を船団を組んで旅をしているという未来設定。人類以外の種族もいるので、ファンタジー的要素とメカもの要素の合わせ技。未来の超テクノロジーがあるわりには、やってることが古くさいので違和感が気になる。
まぁ、どっちかというとファンタジー寄りの世界なので、科学は魔法みたいな扱い。
第1話は、そこそこ緊張感があったので、どういう展開になるのか見てみることにした。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』
総合評価 ★★★★☆
現実世界からファンタジー世界に召喚されるという、転生ものの定番。毎シーズン、こういう設定の作品が……以下略。
本作は転生もののパターンを逆手に取った設定のようだ。ギャグ要素の多い異世界ものという感じで、わりと面白かった。
『神田川JET GIRLS』
総合評価 ★★☆☆☆
架空の近未来スポーツ「ジェットレース」をする女子高生たちの物語。ジェットレースの設定は面白そうなのだが、キャラ設定は学園ものにありがちな類型的。とりあえず残したが、微妙。
女子達がやたらと巨乳で、パンチラなどのエロ描写が多い(^_^)b
エロで引っ張るとしたら、つまらない作品になるぞ。
『BEASTARS』
総合評価 ★★★★☆
動物の擬人化学園もの。「肉食獣と草食獣の共存する世界。 食肉が重罪とされる」という設定なのだが、かなり無理無理な設定だな。じゃあ、肉食獣はなに食べてるんだ?
その矛盾が物語を動かすのだろうが、違和感ありまくり。それが面白さでもあるのだが。
ちなみに、鹿やウサギは草食とされているが、じつは肉も食べるので雑食性なんだ。逆にオオカミなどのイヌ科は、獲物が捕れないときは木の実などの植物性のものも食べる。ネコ科は消化器官の関係で、植物性のものはほとんど消化できないので肉食中心。
ともあれ、動物の擬人化ものは、キャラの性格付けの表現でもあるので、それをどう表現するかがポイント。
『七つの大罪 神々の逆鱗』
総合評価 ★★★☆☆
人気シリーズの続編。私の好みではないが、妻の趣味。
ストーリー的には、そこそこツボは押さえていると思う。
『アサシンズプライド』
総合評価 ★★★☆☆
魔法が存在する世界で、魔法の才能のない少女が、家庭教師の青年の助力で成長していく話らしい。ラブストーリーであると同時に、少女を育成するパターン。
定番ものとしては、まぁまぁかな。
『ノー・ガンズ・ライフ』
総合評価 ★★★★★
『ベリューレン社により戦時中開発された新技術「身体機能拡張技術」。 その技術により身体の一部、もしくは全部を機械化された者は、拡張者(エクステンド)と呼ばれていた。』
……という未来が舞台。
頭が銃になっている主人公が異彩を放つ。インパクトが大ということで、★5つ。
『星合の空』
総合評価 ★★★★★
スポーツものだが、ソフトテニスを題材にしている。昔は軟式テニスと呼んでいたけどね。
ちなみに、私は中学時代は軟式で、高校時代に硬式テニスをやっていた。今はどうか知らないが、昔は中学で硬式テニスをやってるところはほとんどなかった。
原作なしのオリジナル作品とのこと。
第1話の終盤、主人公の父親(親は離婚している)が出てきて、殴る蹴るの暴行をして金を取っていくシーンがあったのだが、ムカムカとかなり怒りを感じた。アニメでこんなに腹が立ったのは初めてかも。その描写はリアリティがあった。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』
総合評価 ★★★★☆
人気シリーズの続編。前作からのストーリーを引き継いでいるので、どういう展開になっていくのか気になる。前作の伏線は回収して欲しいところ。
まだ未放送のものが数本あるようなので、総括は(3)で書く予定。
2019秋アニメ寸評(3)に続く。