Posts Tagged “暴力”

自由と権利と狂気の論理

自由と権利と狂気の論理

 アメリカという国が、どんな国なのか?  というのが、少し見えてくる記事。  以下の記事は、異なる2冊の書評なのだが、アメリカ的なものの考え方がわかる記事でもある。 シー・シェパードがあそこまでやる理由~『エコ・テロリズ…

アイデンティティの喪失

アイデンティティの喪失

現在のネットと人との関わり方で、様々な問題が表面化し、それがある部分では特異な社会現象や犯罪に結びついている……という論調が多くなった。 ネットの規制強化や匿名性ゆえの問題、あるいはメディアとしての功罪、著作権やビジネス…

男と女の間にあるもの

男と女の間にあるもの

 昨日に続いて、男と女の話。  恋愛は甘い話だが、男女の社会的あるいは身体的な立場の違いから、強者と弱者の関係になることもある。  男女平等は法的にはある程度保証されてはいるものの、夫婦別姓は実現していないし、給与水準も…

最近の若者=キレるという発想の危うさ

最近の若者=キレるという発想の危うさ

 白昼の秋葉原で起きた連続通り魔事件で、メディアは過熱報道だ。  ショッキングな事件ではあるが、メディアはエキサイトしすぎのようにも思う。 TBSは事件の起きた夜に放送する予定だったミステリー番組の放送を、「遺族に配慮し…

我慢と寛容さの狭間で

 ヨーロッパ人の働き方と、日本人の働き方を比較した記事があった。  だいたい想像できるようなことではあるが、その社会的な背景とか仕事に対する考え方についての考察は興味深かった。  その続編の記事は、もっと面白かった(^_…

嫌煙は盛んだが、なぜ嫌酒はないのか?

嫌煙は盛んだが、なぜ嫌酒はないのか?

 喫煙者にとっては、どこでタバコを吸うにも、気を遣う社会になった。  相変わらずマナーのない喫煙者は多いが、吸えるところと吸えないところは明確になった。  さて、飲酒運転による事故の増加を受けて、いろいろと飲酒についての…

「人間は賢いのか?」

人間とはなにか?……を問う、あるいは説いた格言を列挙してみよう。 『人間が宗教を造るのであって、宗教が人間を造るのではない。』……三木清 『人間がもう少し気狂いで無かったならば、戦争から生まれる悲劇を逃れたはずである。』…

「彼氏彼女の生態」

「彼氏彼女の生態」

彼女はひときわ背が高く、駅のホームに並ぶ人たちの中でも目立っていた。すらりとしたスレンダーなスタイルはモデルのようだ。 たまたま彼女の立っている場所は、私がいつも並ぶ場所だった。彼女のうしろに並ぶと、背の高さをより実感す…

「暴力は暴力を生む」

「暴力は暴力を生む」

アメリカのテロ事件以降、メディアではさまざまな討論や分析が行われている。流れとしてアメリカによる報復軍事行動が正当化されようとしている。 小泉首相も、事実上参戦を表明した。これは重大な決断だし、危険を招く判断だ。日本が中…

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