Twitter番付なるもの

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 私の(Twitter)のタイムラインに、「Twitter番付」なるものがちょくちょく流れてくる。フォローしている人が、フォローしている誰かさんの関係で流れてくるのだろう。

 「X(Twitter)の収益還元条件が緩和」に関連したネタ。

 そのTwitter番付というのが以下。

Twitter番付

 元ネタは2016年の調査とのことだが、そのデータを図にしたものが引用されて広まっているらしい。

 で、「#フォロバ100」というタグを付け、フォロワー数を増やそうと躍起になっている人たちがいる。
 その目的は、収益化のようだ。
 (Twitter)での収益化は条件が厳しいため、彼らが主戦場と考えているのが、ブログでのAdSenseやアフィリエイトの収益化だ。
 ブログで儲かる記事の書き方を指南するサイトが、いくつもあったりする。副業としてブログをやろう……みたいなノリだ。

 これ、既視感がある(^_^)b
 一昔前もあったなー。
 ブロガーが注目されていた時代もあったが、最近はメディアとしてのブログはそれほど注目されなくなった。
 少し前までは、YouTuberが人気だったが、収益配分の規約が変更されたりして、以前ほどには儲からなくなったため、注目度は下降気味。子供たちが将来なりたい職業から、YouTuberの人気は下がったというニュースも出ていた。
 インスタは直接的には収益化はないが、インフルエンサーとしての注目度は高かった。そのインスタも、やや下火になっている様子。
 TikTokから新たなインフルエンサーが登場したり、TikTokがきっかけでヒット曲が誕生したりで、影響力が増している。しかし、中国発のSNSであることから、欧米の警戒感が強く、政治的な思惑も働いている。

 そこに来て、ブログが再注目されているのか?
 まぁ、収益化ということでは、比較的ハードルは低いとは思う。AdSenseを貼っておけば、そこそこの成果は出せるからだ。
 ただ、「儲ける」というのが金額的にいくらなのか、という問題はある。
 AdSenseの最低支払金額は8000円になっているので、8000円に達しないと報酬の支払いは発生しない。

 ブログで儲けたいという彼らのツイートを見ていると、「AdSenseの審査に落ちた」とか「AdSenseに合格した」とかいうのが出てくる。どうやら、最近は審査が厳しくなっているようだ。合格すると合格証みたいなのが送られてくるらしい。
 私のサイトにも2014年からAdSenseは導入しているが、昔は申請を出せば、すんなりと通ったけどね。

 彼らはどんなブログ記事を書いているかと見てみたら、ある製品・サービスの紹介や使用方法などのビジネス要素の強い内容が多かった。広告に結びつけるための記事であり、趣味の話や日記的な記事ではないのが共通している。
 それで「記事を書くのが辛い」とか「続けるのが難しい」といった悩みを抱えているようだ。

 ええーー、そうまでしてブログをやりたいのかな?
 ブログって、自分の好きなこと、書きたいこと、楽しいことを書く場じゃないのか?
 苦行のようなブログに、どれほどの価値があるのだろうか?
 彼らの目的は収益化だから、わずかでも報酬を得られれば達成感があるのだろう。それはわからないでもない。

 私のブログはブログ以前の、日記CGIの時代から数えると、22年前から続いている。書きたいことを書いてきただけの、独断的ブログだ(^o^)
 AdSenseを導入した2014年以降は、2か月おきくらいで報酬の支払いがある。これは複数のサイトの合計なので、単一のブログだけではない。
 どのくらいの成果になっているかの一例を挙げると……

AdSenseパフォーマンス

AdSenseパフォーマンス

AdSense(2023年7月1日〜31日)

AdSense(2023年7月1日〜31日)

 ……という感じ。
 7月は収益としてはやや少なめで、平均的には月に4000円前後。それで2か月で8000円に達するという計算。

 ちなみに、Amazonアソシエイトもやっているが、こちらは最低支払金額が5000円で、だいたい半年に一度くらいの頻度で報酬を受け取っている。

 書きたいことを書いているだけでも、このくらいにはなる。もっとも、私はブログで儲けようとは考えていなくて、サーバー費用の一部を捻出できればいいと思っているだけ。

 22年分の記事の蓄積があるので、最近の記事よりも過去記事が検索されて参照されることが多い。それがアクセス数に貢献している。
 ブログって、好きなことを書く場だと思うけどなー。

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