ネット時代になって、誰もが主義主張や意見を発信できるようになった。
ブログやSNSは、無数といっていいほどたくさんある。
しかし、誰もが発信者になれる一方で、あまりにも数が多すぎて、誰の目にも留まらないことも多い。

私のブログは、ブログ以前の日記スクリプトの時代から含めると、かれこれ20年になろうとしている。
書いた文章量は膨大だが、所詮、超マイナーなブログでしかない。
私のブログの1日の平均的なユニークユーザーは、100〜150人。
ときどき数が跳ね上がるのは、BLOGOSに記事が転載されたとき。

訪問者がゼロではないものの、人気ブロガーや著名人のSNSに比べたら、限りなくゼロに近いアクセス数だ。

そんな私のブログ記事が、ときどきBLOGOSに転載される。
編集部の人が、どういう意図で記事をチョイスしているのかは不明なのだが、無名の私の記事でも「面白い」とか「ネタになる」とか思ってくれているのかもしれない。多少のアクセス数稼ぎには貢献しているのだろう。

で、BLOGOSに転載されていることで、勘違いする人が少なくない。
私が、なにかの肩書きを持つ著名ブロガーだと思われてしまう。
PROFILEページにも書いているが、私はただの野良ブロガーにすぎない。

なんでこんなことを書いているかというと、「そのソーシャルディスタンシングはOK?」にコメントを書いてくれた人が、その勘違いをしていたからだ。

Tera氏

あなたの記事を読んで、安全対策をやめてしまう人が出ることを
心から危惧しています

発言力のある方は、影響力もあるということご認識ください

コメントの返信にも書いたが、私はそんな立場の人間ではない(^_^)b
おそらくBLOGOSを先に見て、こっちにコメントを書いたのだと思う。
BLOGOSに載るのは、なにかの権威になるのだろうか?
いやいや、ならないだろう。

Tera氏は、最初のコメントで私をコケにする物言いをしていたが、普通はそういうコメントは承認しない。ただ、自分のことを頭がいいと思っている人のようだから、どういう論破をしてくるのか興味が湧いてコメントを掲載した。
論理的な議論は、望むところだからだ。

しかし、期待は外れた。
Tera氏の反論は、説得力が乏しく、論理的にも弱く、情緒的なものだった。
私より頭のいい人はたくさんいるはずなので、「まいりました」と脱帽するような反論を期待してしまう。
なかなかお目にかかれないのだが。

「影響力のある発言とはなにか?」

……と、考えてみる。
おそらく、3つの条件がある。

  1. 多くの人が知る、著名人・有名人であること
  2. 大きな権威があること
  3. 尊敬されうる肩書きがあること

3つのうちのいずれか、あるいは複数を持つ人が、影響力のある発言をできる人だ。
私にはいずれもない。

たとえば、ホリエモンが「バカヤロー」とTwitterに投稿するだけで、ニュースになる。
ノーベル賞受賞者の発言は、誰もが傾聴する。
無能であっても、大臣の発言は影響力が大きい。
内容が問題ではなく、誰が発言したかで注目される。

無名のブロガーが、なにを書こうが、注目されることはない。
誰もが発信者になれるが、誰も読んでいなければ、発信していないのと同じだ。
読者が少数であっても、あまり違いはない。

フォロワーが何人というのを物差しにするのは、その数が数万人〜数百万になると、それだけ影響力が増すからだ。

というわけで、私の発言など、影響力は皆無なのだよ。

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