そのソーシャルディスタンシングはOK?

「ソーシャルディスタンシング」(社会的距離の保持)とやらで、スーパーのレジの列に並ぶとき、約2メートルの距離を開けるように、床に印がつけられるようになった。

レジ係の人の前には、ビニールカーテンが設置されている。ただし、これはあまり意味がない。
レジ前のビニールカーテンは無意味

このソーシャルディスタンシングだが、「対策をやってます感」の形式的なものにしかなっていないように思う。

うちの近所のスーパーの場合だが、レジから2メートルのところに、印がつけられて、2人目の人はそこに立つように指示される。
ところが3人目以降には、2メートル間隔の印はつけられていない。
なぜかというと、その距離を開けるだけのスペースがないからだ。

意味がねーー!(^o^)

レジは複数あるわけだが、隣の列との距離は2メートル未満。場合によっては1メートルくらいしかない。

意味がねーーー!!(^○^)

セルフレジも設置されているのだが、その機械は隣り合わせなので1メートルあるかないかの間隔。2メートル離して機械をセットするスペースがない。

意味がねーーーーー!!!(^◇^)

2メートルの間隔はタテ列だけの間隔ではなく、半径2メートルであるはずだ。
狭いスーパーやコンビニの中で、半径2メートルの距離を開けることは、ほぼ不可能。

混雑時には10人とか20人とかが並ぶが、10人だと20メートル、20人だと40メートルの距離が必要になる。そのスペースをどうやって確保するのか?

タテ列だけのソーシャルディスタンシングでいいのか?
いいわけないよね。
やってることがちぐはぐ。

そもそも2メートルの距離の根拠は……

飛沫はどこまで飛ぶ? 感染防ぐ専門家の見解は – 産経ニュース

では、飛沫は具体的にはどのくらい飛ぶのか。

一般的な距離とされているのが、1~2メートル程度。斎藤氏は「会話では約1メートル、せきで約3メートル、くしゃみで約5メートル飛ぶこともある」と説明する。

飛沫はどこまで飛ぶ?

(中略)

ただ、飛沫感染を防ぐには顔全体を覆う必要があり、目や鼻を露出している場合、マスクの効果はないという。櫻井氏は「むしろ手が顔に触れてウイルスが付く可能性が増えるため、直接飛沫が飛ばない距離を保っている場合などはマスクを着けない方が安全。不特定多数が集合する場所に行かない方が重要だ」と指摘する。

……と、この説に基づいている。
ただし、記事中にもあるように、「飛沫感染を防ぐには顔全体を覆う必要がある」ということで、マスクだけでなく目を守るゴーグルも必要である。

関連記事→ 最強のウイルス感染対策装備とは

また、一説には8メートルが必要だとする研究がある。

くしゃみの飛沫は8メートル先まで届くと判明、「推奨される社会的距離を2メートルから広げるべき」と主張する専門家も – GIGAZINE

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、くしゃみ・せきなどによる飛沫感染や接触感染で感染が広がる病気です。それゆえ世界の保健機関は、感染の拡大を防ぐために社会的距離を2メートル以上に広げるべきと強く推奨しています。しかし、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者は「2メートルでは不十分。8メートル以上離れる必要がある」という研究結果を発表しました。

もう、笑うしかない(^○^)
半径8メートルなんていったら、ほとんどの店舗で間隔を取るのが不可能だろう。

だからさぁ、あまり効果が期待できないこと、意味がないこと、無駄なことはやめようよ。
窮屈な状況を、さらに窮屈にしているだけなんだ。

マスクはなんのためにしているのか?
飛沫を飛ばさないためだろう?
マスクにどれほどの効果があるのかは別にして、とりあえず粒子の大きな飛沫はマスクでも防げているはずだ(と仮定する)。
そうであるならば、ソーシャルディスタンシングは必要ない。

レジ前ではソーシャルディスタンシングをするものの、電車ではやらないよね。
電車を待つホームでも、電車の中でも、ソーシャルディスタンシングなんてやらない。というより、やるだけのスペースがない。

あっちではやって、こっちではやらない……では意味がない。
だから、ソーシャルディスタンシングなんていうのは、やめよう。

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア