国際宇宙ステーションがUFO群を撮影?…じゃなかろう(^^)

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 面白ネタではあるが……

国際宇宙ステーションがワームホールから無数に出現するUFO群を撮影か!? NASAの発表間近との予測 | ロケットニュース24

・3月10日にISSが撮影か?

この映像は、「ADGUKNEWS」が伝えているものだ。YouTubeの説明によると、2014年3月10日に国際宇宙ステーションから撮影されたものとしている。「ワームホール」を通じて、未知なる無数の艦隊が姿をあらわしたとしているのだが……。

 その動画が以下。

国際宇宙ステーションがUFO群を撮影?

 まぁ、見ようによってUFOにも見えるけどね(^^)
 光の点でしかないので、むしろなにかが光を反射しているだけのようにも見える。想定できるのは、氷の粒とか、そんなの。国際宇宙ステーション(ISS)からだとすると、排出した汚水が氷結して、影から出て太陽光を浴びて光っているようにも見える。ISSでは、汚水処理は2009年以降、リサイクルされているのだが、なんらかの原因で水が漏れたか、意図的に排水したのでは?

 仮にUFOだとしても、ワームホールはないと思うよ(^^;)
 ワームホールだと、宇宙船だけでなく、別の空間からのエネルギーの放出がありそうだから、もっと劇的な光景になるような気がする。マクロスのデフォールド時のような、閃光反応みたいに。
 また、ワームホールが出現するということは、時空が歪むことでもあるので、そこには大きな重力場が発生するのではと想像する。地球の間近でそんなものが出現したら、地球にもなんらかの影響が発生しそうだ。

 Twitterの反応を見ていると……
「ガミラスか?」
「クリンゴンが……」
「スターゲイトか? SG1の出番だ」
 ……等々、なにげに世代感を感じる(^^)

 宇宙戦艦ヤマトは「ワープ」だが、ヤマトのワープは亜空間を飛行するという設定で、通常空間をショートカットする。その亜空間内では、特殊な幻覚なども発生していた。
 STAR TREKも「ワープ」という呼び方をするが、宇宙船を亜空間バブルで包みこんで、時空を折りたたむ(歪める)という発想だ。船の性能により、ワープ1からワープ10までのスピードの差がある。擬似的に光速を超えるので、航行時にはスターボウが発生する……という描写になっている。
 スターゲイトでは、出発点と目的地をあらかじめワームホールでつないだゲートを通ることで、瞬時に移動を可能にする。そのための装置が、入口と出口に必要になる。

 UFOだったら面白いけど、どういうファースト・コンタクトになるのやら。
 恒星間宇宙に進出するには、SFでは当たり前のワープ航法が必須だ。現存するロケット技術では、太陽系を飛び出していくことは不可能だからだ。構想だけはある、核パルスエンジンや核融合エンジンを使っても、隣の恒星に行くのに、何百年もかかってしまう。
 もし、太陽系外から知的生命体が飛来するのであれば、彼らはワープ航法に類するテクノロジーを持っていることになる。つまり、彼らは人類の知らない物理法則を知っているということだ。
 バルカン人のような友好的な種族であればいいが、人類とは相容れない種族である可能性の方が高い。人類の歴史を振り返ってみれば、北アメリカや南アメリカに進出した西洋人が、未開の原住民に対してどう対応したか。文明の尺度で進歩しているからと、必ずしも友好的とはいかないものだ。

 UFOが実在するかどうかはともかく、ワープ航法は可能なのだと信じたい。スタートレックでは24世紀の時代だが、その頃には実現しているかも。
 星々の海を航海する時代……。
 そういう時代に生まれたかったな(^^)。

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