ノーマスク、ノーディスタンシング

暑い夏は、これからが本番。
だというのに、大部分の人がマスクをしている。
同調圧力の怖さというか、周りに合わせないと不安なのだろう。

マスクをする理由はなにか?……といえば、

飛沫を飛ばさないため。

……という1点のみ。
ただし、それも感染者に限った話。

マスクをすることで、感染予防にならないことは、専門家も指摘している。
なぜなら、浮遊しているわずかな飛沫を吸うことで感染する可能性は低いからだ。新型コロナは、空気感染することはないと、否定されている。
おもな感染経路は、ウイルスが付着した手摺りやテーブルなどに触れた手指で、口、鼻、目をこすることでウイルスを取り込む接触感染だ。
リスク回避でいえば、マスクより手袋をする方が重要なはず。

飛沫が飛ぶのは、くしゃみや咳をする場合。それと、おしゃべりをするとき。
くしゃみや咳が出そうになったら、ハンカチで口を覆えばいい。もともとの咳エチケットでは、そういう理屈になっていたではないか。四六時中マスクをする必要はない。

おしゃべりは、人が多いところではしなければいいのだし、どうしても会話が必要な場合は、ヒソヒソ声ですればいいだけ。声を出さなくてもいい、手話が流行っているともいう。いずれにしても、四六時中マスクをする必要はない。

人と人との距離を取る、ソーシャルディスタンシングは半径2メートルが目安とされている。
この目安というのがくせ者で、2メートルなら安全というわけではない。これは恣意的な目安であって、科学的エビデンスに基づくものではない。科学的エビデンスは3メートル以上である。

そして、「ソーシャルディスタンシングはマスクをしている場合は必要ない」と、専門家は明言している。ソーシャルディスタンシングは、マスクをしていない場合の飛沫が飛ぶ距離を開けるのが目的だからだ。

つまり、マスク+ソーシャルディスタンシングという二重の措置は必要ないのだ。
それなのに、なぜか両方を強制している。

マスクのリスクについての記事をいくつか。

コロナ禍の夏、黒マスクにご用心 白マスクより太陽光の吸収性高く熱中症リスク上昇 : スポーツ報知

医療や福祉の専門家らが参加する「教えて!『かくれ脱水』委員会」の服部益治委員長によると、マスク着用による熱中症リスクは2点ある。一つは体温調節の妨げになること。鼻や口をマスクで覆うことにより、体の熱が逃げにくくなる。もう一点は感性の鈍化。口の中で湿度が保たれ、脳が水分がある状態と誤認識し、無意識のうちに脱水が進行してしまう。

そして厄介なのが、熱中症がコロナの初期症状と酷似している点だ。その場での判断が難しく、医療機関の混乱は必至だという。また、コロナ禍前までは白い不織布マスクが“一般的”だったが、今やお手製やカラフルなものなど、ファッション的な側面もうかがわせる。服部委員長は「おしゃれな人は熱中症に要注意。黒はなるべく避けた方がいい」と話す。

 白がすべての光を反射させるのと対照的に、黒は太陽光の吸収性が極めて高く、黒マスクをする場合は念頭におく必要がある。熱環境に詳しい国立環境研究所の一ノ瀬俊明さん(56)によると、気温35度の日のTシャツの表面温度は5分経過で、白色はほぼ不変。黒色は約50度まで上昇した。面積的にマスクであれば、衣服が体温に与える影響ほどではないというが、「表面温度の上昇により、不快感は間違いなく黒の方があると思う」と、体感温度などの心理的な負荷を示唆した。

新型コロナ対策のためのマスクで熱中症になると、医療機関では新型コロナとの判別がつかず、余計な負担になってしまう。これでは本末転倒だ。

それでもマスク着用を求めるなら、黒マスクは禁止した方がいいように思う。

現役医師が警告、夏マスクで増える赤いブツブツの正体 | Lmaga.jp

マスクも原因、急増する脂漏性皮膚炎

緊急事態宣言が発出した4月頃から急増しているという皮膚病「脂漏性皮膚炎」。鼻や口の周りが赤く炎症し、ブツブツができる症状だが、もともと人の肌に潜んでいる真菌、マラセチアが引き起こすのだとか。そのマラセチアは高温多湿な状態で増殖。ニキビと違って、皮脂が溜まっていなくても症状が出ることが多い。つまり肌が清潔であっても油断はできないのだ。

古谷先生いわく「脂漏性皮膚炎の相談は今も増え続けていますが、夏本番にはもっと増えるでしょう」と警鐘を鳴らす。蒸れたマスク内は脂漏性皮膚炎だけでなく、マスクとの擦れによる接触皮膚炎、さらにはニキビの増加も懸念される。

私がマスクをしない理由のひとつが、これでもある。
肌が弱くて、よくかぶれるしニキビもできやすい。シャツの襟が首にあたる部分に炎症を起こしたりもする。首から上の皮膚は、手足ほどの耐性はないので荒れやすい。

ブツブツができると、それを隠すためにマスクをして、さらに悪化することも考えられる。
前述したように、飛沫を飛ばさなければいいので、四六時中マスクをする必要はない

また、マスクの効果についての説得力のある記事があった。

なぜ、国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。 – 楽園はこちら側か(岩田健太郎)

ただ、ぼくは若干懐疑的です。
なぜならば、よく知られているように、医療用マスクの効果は「感染者が感染を広げる」のを防ぐことであり、「非感染者が感染しない」効果はないか、ほとんどないことが示唆されているからです。布マスクについてはもっとデータが少ないですが、基本的には評価は同じです。

(中略)

マスクの効果は「ある程度感染者が多くて、無症候感染者がまわりにうようよしていて、そうした感染者がみんなでマスクを着けることによって感染リスクをヘッジする」という戦略に基づいています。「だれもが感染者だと思って」。みなさんも、こういうスローガンを耳にしたのではないでしょうか。

でも、実際の日本は「だれもが感染者」ではなく「ほとんど感染者ではなかった」状況でした。もちろん、クラスターの内部では別ですが、日本でのクラスターはほとんどが俗に言う「三密」の条件を満たす閉じた空間内であったか、医療機関の感染がほとんどでした。市中の路上など、一般的な空間には感染者はほとんどいなかったのです。だから、稀有な感染者がマスクを着けることで感染対策に成功した、という仮説はちょっと成立しにくくなります。

とても長い記事なのだが、考察記事としては素晴らしい。ぜひ、全文を読むことを勧める。
その中から、マスクに関するところだけを抜き出した。

専門家の間でも、マスクの効果については賛否があり、明確なエビデンスが出ていない感がある。
私は以前から、マスクの効果は極めて限定的と繰り返し書いてきた。マスクで予防できるのなら、ワクチンなんかなくても平気だという理屈になる。
岩田氏の考察は、それを裏付けてくれる。これに対する異論もあるだろうが。

マスクに予防効果はない。

専門家諸氏は、このことをもっと声を大にしていってほしい。
マスク着用が必要なのは、感染を疑われる人、医療や介護の現場で働く人たちだけでいいと。
普通の健康な人に、マスクは必要ないと。

抗体検査で抗体保有率が0.1%と出たが、それはここ数ヶ月の過去の話。中国での調査では、抗体は3か月ほどで減少したということなので、普通の風邪と同様に、シーズンが終われば抗体はリセットされると思われる。

抗体保有率0.1%ということは、今現在、感染している人はもっと少ないということ。
現在(2020年6月24日)の感染者数は、830人。
日本の人口、1億2593万人(2020年6月1日現在)の中の、830人だ。わずか、0.000659%である。いいかえると、約15万1723人に1人だ。

感染者数としてカウントされないサイレント感染者がいるのは間違いないが、この10倍の感染者がいたとしても、1万5千人に1人。
あなたがその1人である可能性は低い。

1万5千分の1〜15万分の1の確率で、感染者と遭遇するという計算になるが、それが昨日の新規感染者となった43人というわけだ。繰り返すが、1億2593万人中の43人である。その確率は、宝くじの1等に当たるより低い確率だ。

そして、ここでまた大きな勘違いが起こっている。
感染者はすべてが重症化するわけではないということ。大部分は軽症なんだ。重症例が大きく取り上げられるために、感染するとみんながそうなってしまうと思い込んでしまっている。

お上(政府、厚労省)がマスクをしろというから、余計にマスク依存になってしまう。
安倍首相は、いいかげんアベノマスクをやめてほしい。あれほど批判され、馬鹿にされたアベノマスクをいつまでつけているんだ? 恥の上塗りにもほどがある。

まず、国会議員の政治家諸氏がマスクをはずそう。
そもそも政治家諸氏は、満員電車に乗るわけではないし、感染疑いのある一般人との接触はほとんどないのだから、感染リスクはほぼないといってもいい。いわば、庶民から隔離されているわけで、感染リスクの少ない環境だ。

新型コロナが終息したわけではないが、感染者はきわめて少数。
99.999%の人は、感染者ではない。
そうであるならば、9割以上の人がマスクをする必要はない。
ソーシャルディスタンシングも必要ない。
私たちは、効果がほとんどないことに労力をつぎ込んでいる。

ノーマスク、ノーディスタンシング

NO MASK

まずは、ノーマスクから始めよう。
……といっても、同調圧力には屈してしまうんだろう。
「マスクが正義」という輩も多いからね。
恐いのは新型コロナではなく、同調圧力なのだと思う。

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