マスクの予防効果は証明されていない?

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マスクの予防効果は証明されていない?

 当ブログで度々書いてきたことだが、マスクの予防効果についての最新の知見の記事。
 コロナに限った話ではなく、コロナ以前のインフルエンザについても、マスクの効果については疑問視されていた。
 ようするに、マスクは気休め程度の飾りでしかないということ。

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実は、屋外はもちろん、屋内についても、コロナ対策におけるマスクを効果は確立しているとは言いがたい。今年2月、韓国の研究チームが『医療ウイルス学』誌に発表した研究が興味深い。彼らは、コロナ感染予防に対するマスクの有効性を調べた複数の臨床研究の結果をまとめたメタ解析を行った。この研究では、マスクの効果は、そのタイプによって違っていた。医療従事者がN95という特殊なマスクを用いた場合、コロナ感染は7割程度減っていたが、一般人が通常のサージカルマスクを使用した場合には、感染リスクは2割程度減るだけで、有効性は統計的に有意ではなかった。つまり、効果は証明されていないことになる。

(中略)

なぜ、日本のコロナ対策は、こんなにピントぼけなのか。それは、コロナ流行後、全世界で進んだ研究成果を採り入れ、柔軟に対応していないからだ。マスクについて、見方が変わったのは、コロナ感染の主体が、唾液などによる飛沫感染ではなく、エアロゾルによる空気感染が主体であることが明らかとなったからだ。両者は、必要とされる対応が異なる。

エアロゾルの大きさは通常百μm以下で、数μmのものも多い。空中に排出されたエアロゾルの物理的な振る舞いは、飛沫とはまったく違う。注目すべきは温度だ。エアロゾルの温度は約37度と気温より高いため、すぐに上層に移動する。そして、その間に水分が蒸発する。この結果、ウイルス粒子が濃縮された微小なエアロゾルが形成され、数時間にわたって空中を浮遊しながら移動する。閉鎖空間であれば、上層に蓄積する。その場に居合わせた人が、濃縮したコロナ粒子を吸い込めば感染する。屋外なら空中に放出されたエアロゾルは、その場で希釈される。感染のリスクは無視できる。

 やっと専門家が「空気感染」を公言するようになった。
 このことは、新型コロナが流行し始めた2020年から一部の研究者が主張していたが、認められるようになるまで2年かかった。

 「一般人が通常のサージカルマスクを使用した場合には、感染リスクは2割程度減るだけ」というのは、逆にいえばマスクをしていても感染リスクは8割あることになる。
 つまり、ダダ漏れというか、ほぼ素通りなわけで、マスクは「やってる感」だけの見せかけでしかない。
 私は当初から、ずっとそう言い続けてきた(^_^)b

 いまだにマスクを過信している人が多いのは、多くの専門家がマスク着用を呼びかけたからだが、ないよりマシ程度の効果を過剰に喧伝して「マスクをしていれば大丈夫」と刷り込んでしまった。
 その原因の一つが、空気感染を認めなかったためだ。
 現在でも空気感染を前提とした対策は取られていなくて、無意味なアルコール消毒やアクリル板の設置が蔓延している。

 関連記事として……

ドイツに帰って驚いた「マスク着用義務」撤廃後の世の中の変貌ぶり(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(2/5)

岸田首相は国民に向かってマスクは絶対に必要だと説きつつ、外国の要人と会う時には日本でも外国でもマスクをしていなかったのに、その矛盾に憤る人さえほとんどいなかった。マスク着用についての納得できる科学的根拠を、私は政府から一度も聞いたことがない。

日本人の律儀なマスク着用を同調圧力のせいだとする論調は多いが、私は必ずしもそうだとは思わない。電車の中ならともかく、通る人のほとんどいない路上でマスク着用を強いる無言の圧力など、あるわけがない。

先日、ほとんど人通りのない道をマスクなしで歩いていた私を、遠くから、すごい目つきで睨みつけたまま、私の通り過ぎるのを待った女性に遭遇したが、それでも私は、別に圧力をかけられたようには感じなかった。同調圧力の犠牲者がいるとすれば、それは圧力をかけているつもりの彼女の方だと思った。

 川口氏は「同調圧力」について、ちょっと誤解している。
 日本における同調圧力とは、

  • 仲間はずれにされたくないから、周りに合わせる。
  • 変に目立ちたくないために、みんなに合わせる。
  • みんなに合わせていれば安心。

 というのが、心理なんだと思う。
 出る杭は打たれるので、打たれないための自衛として、みんながマスクをするから自分もしているだけなんだ。
 また、国や自治体のトップが「お願い」するのは「命令」と同義なので、従順な国民は従う。言葉上は強制していなくても、実質的には強制しているのと同じ。自主性を尊重しない国民性の現れでもある。

 日本での感染者数が、欧米に比べて極端に少なかったのは、検査体制の貧弱さが原因だろう。少ない検査数だから、確認された感染者数も少なかった。ただそれだけのこと。マスクが効果を発揮したと勘違いしている。

 マスクをしない日常が戻るには、国が終息宣言をしない限りは無理そう。
 おそらく、年内(2022年)は無理だろうし、2023年の前半くらいまでは現状が続きそうな予感。小さな山は、8月および12月にやってくるだろうから、1日の感染者数が2桁に下がるまでは、終息宣言は出せないだろうね。

 コロナよりもインフルエンザの流行が問題になるかもね。その兆候はすでに出ているが、以前はインフルエンザが流行しても、これといって大々的な対策はしてこなかった。コロナでビビってしまった国民は、インフルエンザでも同じようにビビるのかもしれない。

 マスクをしていると、感染対策をしているように見えるから、心理的には安心なんだろう。
 その実、ウイルスは素通りなんだけどね。

「コロナでマスクは意味がないので外しましょう」と、首相が発言すればいいのだが、それができないのが日本という国なんだよね。

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