「初恋限定。」に思う懐かしさ


年末年始の1週間の休み中、あれこれやりたいこと、やろうと思っていたことがあったものの、大部分は積み残してしまった(^^;)。

生活のサイクルがいきなり変わるから、そのサイクルに適応するのに1週間くらいかかるんだよね。
ようやく体のリズムが慣れてきた頃には、もう仕事始め。
またまた生活のサイクルが変わるから、今週はちょっとキツイ1週間になりそうだ。

その休み中に、HDDレコーダーに録りためていたアニメ等の録画を、まとめてみていた。
続きが待ち遠しい作品……つまり、注目していて面白い作品は、わりと毎週末に見るのだが、それほどでもないが、そのうち見ようという作品は、とりあえず録ってある。
古いものは3シーズンくらい前(2009年春)のものもある。

HDDレコーダーは3台ある。Blu-ray対応が2台、HD画質だがDVD対応のものが1台だ。この3台に振り分けて録ってある。
新番組の初回は、HDDレコーダーが自動で録画してくれる。その初回を見て、次回以降も録り続けるかどうかを判断する。
アニメの番組数は減ったとはいえ、毎シーズンで20~30本はある。そのうち継続して録るのは、だいたい3分の1くらい。

評価のポイントは、
(1)作画の質
(2)ストーリーの魅力
(3)
という三点。

なによりも、続きを見たいという気にさせてくれるかどうかだ。
つまらない、と思ったら、ボツ。

そのうち見ようと思っていた作品のひとつが、『初恋限定。』だった。
放映は、2009年4月からだったので、3シーズン前。消さずに残っていたのは、気になる作品だったからだが、かといって早く見たいという優先順位は低かった。

学園もののアニメは多い。学園ものは「萌え系」でもあるが、根強い人気というか定番的なニーズがあるのだろう。
数が多いだけに、作品のレベルもピンキリだ。総じていえることは、安直でストーリー的に魅力が乏しく、可愛いキャラだけの作品が多い。
学園ものは作りやすい反面、新鮮味に乏しくワンパターンに陥りやすく、ストーリー的に面白くするのが難しいジャンルだと思う。
優先順位が低かったのは、そうした先入観もあったからだ。

初回を見た限り、学園ドタバタコメディのような展開だった。
それでも録画継続の候補に残ったのは、絵的な魅力があったからだった。
そんなわけで、1クール分(12話)を一気に見ることになった。

面白かった(^_^;
シリーズの後半は、泣ける話になっていた。

最初の方は、コメディ色が強く、やや白ける展開だったのが、回を追うごとに主要な各キャラクターを主人公とした物語になってきて、俄然面白くなった。
一気に見たのも、よかった。

録りため作品は、1クール~2クール分をまとめて見ることが多いのだが、ストーリーを続けてみられるので、前の話を忘れるということがない。その分、ストーリーに没入できる。

見た目のキャラは、今風の中学生や高校生なのだが、だからといって中高生向けというわけではないだろう。描かれる学園生活は、やや古い時代を連想させるからだ。
制作スタッフも学生ではないわけで、個々の学生時代の想いが反映されているのだろう。

そのためか、懐かしさとか青春時代の美化が多分にある。
おそらく、この作品で共感するのは、とっくの昔に学生時代を卒業した30代~40代ではないかと思う。

キャラごとの恋模様の話になって、それぞれのエピソードが描かれたわけだが、その中のいくつかには、自分が中高生だった頃の経験が重なるであろう要素が散りばめられている。

もっとも、この作品の設定やキャラクターは、現実的にはあまりあり得ない。
可愛い女の子が、これだけそろっているなんてことはなかったし、女子とこれほど多くのエピソードなんて起こらないものだからだ。
クラスに可愛い女子はいた。私の時代は1クラス40人くらいで、20人の女子の中で「目立つほど可愛い」といえるのは2~3人、約1割だったと思う。

理想的な環境で、夢のような恋が芽生える。
美化された世界ではあるが、その恋に自分の学生時代を重ねる。
重なる部分は部分的ではあっても、「懐かしい」記憶がよみがえる。

それで、泣けてしまう(^_^;

私が中高生だった頃は、あんなにミニスカートではなかったし、文化祭や体育祭といったイベントは、そんなに派手なものではなかった。恋の舞台としては、地味だった。

バレンタインデーなんてのは、まだ商業化されていなかったし、クリスマスだといっても同級生となにかするといったこともなかった。その点では、今風ではある。
いつの時代も、恋は「甘酸っぱい」あるいは「切ない」ものだろう。時代背景が違っても共感できるのは、恋する気持ちに変わりはないからだ。

最終話(12話)で、少年たちが失恋から家出する話は、映画「スタンドバイ・ミー」あたりが下敷きなのかもしれない。
その少年たちを追いかける少女たち……というのも、普通はありそうにない(^_^)。でもまぁ、それが物語なのだ。
ありそうにないけれども、あってほしかった恋の物語。
恋しているときに、妄想したシチュエーションを映像化してくれた作品だ。

自分の体験としての初恋と、妄想した恋の記憶が入り乱れて、懐かしい……と感じる。
それで、目が潤んでしまった。

なまじ記憶力がよかったりするので、初恋の記憶が鮮明だったりする(^_^)b
つい昨日のことのようにフラッシュバックする。

あの日、あの時、彼女と……
それは、切なく、辛い思い出だ。

彼女の姿は、中学生のまま、歳を取っていない。
今はどうしているのか、知りようもない。
再会することなんてないのだろうけど、あのときの気持ちを今一度確認したいという想いはある。

「初恋限定。」は、若かりし頃を思い出させてくれる作品だった。

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