なにげにカッコイイ、 JAXAの超音速機

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JAXAが開発中の超音速機の実験機。
なにげにカッコイイ(^_^)

D-SEND資料集 | D-SEND#2試験サイト | JAXA航空技術部門

JAXA・低ソニックブーム設計の超音速機・D-SEND

JAXA・低ソニックブーム設計の超音速機・D-SEND

その実験機の、ソニックブームの計測試験が成功したという。

低ソニックブーム設計の超音速機、飛行実験に成功 JAXAが世界初 – ITmedia ニュース

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月27日、超音速飛行時に爆音を発生させる現象「ソニックブーム」を低減させる独自設計を導入した試験機を使い、超音速飛行とソニックブームの計測に世界で初めて成功したと発表した。

ソニックブームは、超音速飛行時に機体が発生する衝撃波が結合し、落雷のような爆音を発生させる現象。超音速旅客機・コンコルドの超音速飛行はソニックブーム対策もあって海上の高空のみに限定されていた。次世代超音速旅客機の実現に向け、ソニックブームの低減は重要な課題の1つだ。

私の田舎では、私が小学生の頃……懐かしき昭和の高度成長時代……、ソニックブームの衝撃波音は、ちょくちょく轟いていた。おそらく自衛隊機で、あの時代だったらF4ファントムだと思うが、小学校の授業中に……

ギュィィィィーーンンン……ドカンッ!……ビリビリビリ(窓ガラスが振動する音)

……と存在感を誇示するように、飛んでいたものだ。
度々のことなので、
「あっ、また飛んでるよ」
くらいにしか思わなかった。
当時は、騒音がどうたらとか文句をいう人は少なかったんだろうね。
ソニックブームは日常の一部だったんだ。

いつのころからか、市街地上空を、音速でかっ飛ばすことはなくなった。

JAXAの超音速機が、実用機にまで発展するのかどうかは……ちょっと疑問符ではあるが、このデザインはカコッイイよ。

旅客機としては、コスト的にどうなのかが問題だし、国内線では離着陸できる空港が限られそう。
たとえば、羽田⇔福岡は現状、1時間半~2時間くらいのフライトだが、それが半分になると距離感がより近くなるね。飛行機の場合、搭乗前の手続きと待ち時間が長いので、フライト時間+待ち時間を計算に入れると、けっこう時間がかかる。新幹線のように、発車直前に駆け込むことができないので、30分前~1時間前には空港に着いてないといけない。

旅客機慣れしていると、そのへんは考えて、早め早めに行動するのだが、搭乗客の中で何人かは直前まで空港内をウロウロしている人がいる。空港のスタッフが、搭乗予定客を捜し回っているのは、いつものこと。電車の感覚で、直前に乗ればいいと思っている人がいる。それが原因で、出発が遅れる。
超音速機でフライト時間が半分になれば、待ち時間で浪費する時間を差し引きできる。
そのメリットは大きいね。

数十年後……
この超音速機が、あたりまえに飛んでいる時代が来るのだろうか?
とても未来的なイメージだが、見慣れてしまうと日常になってしまうんだけどね(^_^)

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