レビュー「Hatsune Miku Orchestra」


初音ミクを使った楽曲を、初めて買った。
YMOをカバーした「Hatsune Miku Orchestra」

Hatsune Miku Orchestra
Hatsune Miku Orchestra
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……で、聞いてみて……

くそっ、イイやんけ!!
震撼しちまったぜっ!

発売の予告があったとき、公式サイトでサンプルを聴いて、即予約。
YMOが好きだったというのもあるが、私の琴線に触れるものがあったからだ。

初音ミクの冠を被っているが、どちらかというとDTMとしての楽曲アレンジの作品だろう。
ミクは歌パートのソースとして控えめで、むしろ歌詞が聞き取りにくいくらいに埋没している。もう少しボーカルとして際ただせてもいいのでは?……とも思うが、あえて抑えているのかもしれない。

ガラパゴス化……というのは、日本の携帯電話事情を揶揄する表現として使われる。日本国内でしか通用しない、特化した発展の仕方をしているからだ。それでは国際競争力がないと。

一方で、日本のアニメがサブカルチャー(あるいはカウンターカルチャー)として世界に注目されている……ということもいわれるが、アニメは日本に特化したガラパゴス化の結果である。日本アニメをサブカルと称することには、いろいろと異論があることは脇に置いて……。
もっと時代を遡れば、江戸時代の浮世絵なんかの文化も、鎖国によるガラパゴス化によって生まれた日本的なサブカルだった。

昨今の経済危機や金融危機で、内需拡大が必要と指向性を変えようという動きもあるが、日本は徹底的にガラパゴス化する方がいいんじゃないか?……とも思う。おそらく、その方が日本の国民性に合っている。

話が飛躍しすぎかもしれないが、日本のDTMや初音ミクに代表されるボーカロイドも、ガラパゴス化の領域に入っているように思う。
アマゾンのランキングでも、「Hatsune Miku Orchestra」はベストテン内に入っていた。
こういう現象は、海外にはまだない。
まさに、日本発のガラパゴス文化だと思うのだ。

いやね、初音ミクには注目していたのだよ。
かつて、思春期の頃、音楽をやりたかったのだが、その機会と仲間に恵まれず、絵描きと小説書きの方に走ってしまった。
ずっと、曲を作りたい……という、密かな欲求があって、DTMしたいなー……と。

しかし、機材やソフトをそろえるには、そこそこ費用もかかってしまうし、そもそも費やす時間が乏しい。なにかに熱中してしまうと、とことん注ぎ込んでしまうタチなので、「ちょっと待て」とブレーキを踏んでしまう。

アニメの「けいおん!」を見ていて、「音楽やりてぇ」という、かつての願望が頭をもたげた(^^)。
ギター、買おうか……と、ネットを回遊してみたり。

10代の頃、結局音楽をやれなかったのは、ギターを買えなかったからだった。お小遣いで買えるレベルではなかったから、親にねだるしかなかった。だが、私のおねだりはかなわなかった。

小学6年のときには、学校のマーチングバンドで小太鼓をやっていて、バンドのリーダーだった。当時、マーチングバンドは珍しく、いろんなイベントに引っ張りだこで、県体に出場したりもしたのだ。メンバー間で楽器を交換して練習したりしていたので、トランペットなどの管楽器もいちおう吹けるようになっていた。そのころは、音楽をやる機会と仲間に恵まれていた。

私はギターを買ってもらえなかったが、弟は買ってもらえた。
なんで?……と、思ったものだが、弟はその後、バンドを組んで音楽の道に走った。地元ではライヴをやったりして、コンテストでもいい成績を残し、そこそこいい線までいった。いずれはメジャーデビューか?……という矢先、大病を患って音楽からは遠ざかってしまった。

ビートルズが解散した頃、私は中学生だった。
その頃から現在に至るまで、根っからのロックファンだ(^^)。

毎月買うCDは5~6枚。ロックはいろいろと変遷し分化してきたが、いつも新しい音を求める欲求は変わらない。
仕事中は、いつも頭の中に音楽が鳴っている。iPodを使っているという意味ではなく、頭の中でそのとき気に入っている曲が記憶でリピートされているという意味。無意識に鼻歌ならぬ、音を出さない口笛を吹いている。

ふと、オリジナルの曲から離れて、メロディを創作していたりする。それを形にする術がない。

DTM……ちょっとやってみようかな(^^)

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