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新型コロナの話題ばかりになってしまうが……。
マスクは非感染者の予防的にも、感染者の飛沫防止的にも効果がないことは、これまでにも取り上げてきた。
マスクは気休めにしかならないと。
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市民はマスク着用を 「おもいやり条例」制定―神奈川県大和市：時事ドットコム
神奈川県大和市は１６日、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、市民に対してマスク着用を心掛けるよう求める条例を制定した。「おもいやりマスク着用条例」との名称で、大木哲市長は記者会見で「他人にうつさないという利他の精神を掲げた」と強調した。
マスクをしていても感染はするのに、おもいやりもなにもないと思うのだが？
精神論でどうにかできる問題じゃない。
ヤフコメなどを見ると、マスク信奉者は多く、この記事に対して好意的のようだ。
コロナ騒動の影響で、例年よりもマスクをしている人は増えている。おそらく99％はマスクを付けていると思われる。
私は付けていないのだが、付けていない人は極めて少なくなった。
マスクで効果があるのなら、すでに感染拡大は終息しているはずだ。いまだに増え続けているのは、マスクなんか関係ないことの証明でもある。感染が判明した人たちに聞き取りをしてみれば、おそらく大部分の人がマスクを日常的に付けていたと答えると思う。
ウイルスは小さすぎて見えないから、「たぶん、大丈夫だろう」という思い込みだけでマスクをしているにすぎない。
これは医療従事者であっても同様だ。N95マスクにゴーグルに防護服を着ていても、感染してしまう。この重装備でも感染するのに、安っぽいマスク１枚を、テキトウに付けているだけで防げるはずがないのだ。
もし、ウイルスを可視化できるとしたら、マスクの隙間からスイスイと、鼻、口、目から侵入する様子が見られるだろう。
それが見えない、実感できていないだけなんだ。
電車に乗って通勤している人たちは、すでに新型コロナウイルスに暴露されていると考えた方がいい。電車は、隠れクラスター感染源の可能性が高いからだ。
これは普通の風邪やインフルエンザと同様。
満員電車に乗っていれば、否応なくウイルスにさらされる。
それで発症する人と、発症せずに免疫系がウイルスをやっつけてしまう人がいる。
毎日発表される感染者数は、症状が出て検査を受けられた人の数だ。
無症状・無自覚で感染したものの、自然治癒して陰性になった人が相当数いるのではと推測する。
これに関して、以下のような報告がある。
新型コロナの無症状感染者は相当数？ 米大学の調査結果が示唆 | Forbes JAPAN（フォーブス ジャパン）
出産のためコロンビア大学メディカルセンター入院する女性たちは、症状の有無にかかわらず、全員がCOVID-19の検査を受けている。そのため検査結果は一定程度において、陽性の人の割合、そのうち症状のある人とない人の割合を把握する上で有用なものだといえる。
（中略）
一方、興味深いのは、症状がなかった210人の女性たちに関する調査結果だ。綿棒を使って鼻から検体を採取して検査したところ、このうち29人が陽性と判定された。つまり、別の見方をすれば、陽性だった女性33人のうち、29人（88％）には症状がなかったということになる。また、陽性で無症状だった人のうち、退院する日（平均で2日後）以前に症状（発熱）が出た人は、わずか3人だった。
対象が限定的だが、顕著な症状がない人たちのうち、13.8%が陽性だったわけだ。これがそのまま一般的な傾向として現れるかどうかは、追跡調査の必要はある。
仮に、この発現率だとすると……
東京都の人口1392万人×13.8%＝192万960人
と、このくらいの潜在感染者がいることになる。
これを検証するために、新宿でも渋谷でもいいのだが、そのへんを歩いている人たちを無作為に抽出して、1000人なり2000人なりの感染の有無を調べた方がいい。そうすれば、感染の実態が少しは見えてくる。
いずれにしても、マスクは予防にも防止にもならない。
そのことは明言した方がいい。
何度も書いているが、感染拡大を最小限にしたいのなら、電車を止めろ！
電車が動いている限り、会社が休みにならない人は出勤せざるをえないし、ウイルスにさらされ、首都圏にウイルスを運んでしまう。
しかも、電車の車内を消毒している様子はない。
店舗等では、せっせとアルコールで消毒しているが、電車はつり革、手摺り、座席など多くの人が触れるのに消毒はなし。
なんか、おかしくない？
やってることがザルだよ。
首相も知事も、電車を止めることにまったく言及しないのが不思議でならない。
マスクを配ることより、電車を止める方が先だよ。
