本物のパスワード記載「脅迫メール」が横行

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©3dkombinat / Shutterstock

スパムメールがなくなることはなく、ますます巧妙になっている昨今。
世の中、善人ばかりではないと再認識する。
詐欺や脅迫に手を染める悪党たちは、なぜそこまで墜ちてしまったのか?
生まれながらの犯罪者はいないのだから、どこかで道を外れてしまったのだろう。それは哀れですらある。
かといって、許されることではない。

個人情報:本物のパスワード記載「脅迫メール」が横行 – 毎日新聞

 本物のパスワード(PW)を記載し、「あなたの恥ずかしい動画を入手した」などと脅して仮想通貨での支払いを求める脅迫メールが横行している。交流サイト最大手の米フェイスブック(FB)などから大規模に流出した個人情報やPWが使われた可能性もあり、警察当局やセキュリティー団体は、要求に応じず、PWを変更するよう呼びかけている。

これ、私のところにも来た。
ただし、英文だったが。

私はパスワードの使い回しはしていないので、そのパスワードをどのサイトで使っているかがわかる。
調べてみると、いまは存在しないサイトで使っていたパスワードだった。ということは、そのサイトの管理者か関係者が登録情報を流したという可能性が高い。

私はフェイスブックは、いちおうアカウントを持っているだけで、なにも書き込みはしていない。漏れたパスワードはFBのものとは違うので、漏洩の元凶がFBとは限らないように思う。

個人情報の漏洩や、システムの不具合でデータを消失したとかいうニュースが、度々流れる。
しかし、サービス提供会社は、謝罪するだけで済ませてしまう。
データは漏れるもの、システムはエラーを起こすもの……という前提なのだろう。
ユーザーにとっては、データの消失や個人情報の流出は大問題だが、なんらかの補償をしてくれることは稀。

「データ、漏れちゃった(壊れちゃった)。ごめんね」
で、終わりなのだ(^_^)。

無形のデータであり、実物のないサービスだから、曖昧にされている気がする。
これが、電化製品や自動車だったりすると、不具合はリコールの対象になり、メーカーにとっては大きな損害になる。
ネットのサービス会社は、そうしたリスクを負うことはほとんどない。

個人情報や個人のデータは、その個人の財産である……という制度を作る必要があるのではないだろうか?
物理的な「物」だと、所有権という権利は生じるが、データには適用されない。厳密な法律がなく、個別の契約条項に特記事項として触れられることが多い。

むしろ、なにかトラブルが発生したときに、データが紛失しても責任を負わないという免責事項にされてしまっている。
銀行に預けているお金が盗難されても、銀行は補償しないといってるようなものだ。
データの権利が明確ではないことで、責任を負わないことがまかりとおる。

データは財産である。
そういう考え方と法的制度ができる日は、いつ来るだろうか?

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