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 おいおい……と、いいたくなってしまった翻訳記事。
 単位換算が間違っていて、とんでもない内容になっているぞ(^_^)b

まるで細胞。超新星「タイコ」爆発の膨張 NASAが動画公開 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

今回撮影された動画は、2000年から2015年までに撮影した画像を合成したものです。超新星爆発の後、タイコは衝撃波とともに超高温の雲と星間物質を撒き散らしました。その衝撃波は19億km/hにも達したと計算されています。また、タイコはもとは白色矮性と恒星からなる「近接連星系」で、お互いが融合したことにより超新星爆発が起きたと予想されています。

 下線を引いた部分。
 19億km/hでは、光速を超えてしまうじゃないか。
 元記事を見てみると……

Watch the Astounding Aftereffects of an Exploding Star

The video allowed astronomers to calculate how fast the shock wave of the supernova traveled. It’s top speed is about 12 million miles per hour.

 ……と、12 million miles per hour、つまり、時速1200万マイルだ。
 キロメートルに換算すると、1931万2128Km/hなので、桁が2つも違ってるよ。
 光速は、時速だと約10億8000万km/hなので、科学記事を書くのなら、そのくらいは常識として知っておかなくちゃ。

 それはそれとして、15年分の画像をつないでも、あまり動きが見られないので、いかにスケールが大きいかがわかる。もっと派手な爆発を期待する人もいるだろうけど、この爆発の直径は約25光年と推定されているので、とてつもなく巨大な爆発の名残だ。
 かなりの高速で拡大しているにしても、スケールそのものが大きいので、変化はわずかにしか感じられない。
 こうやって爆発後の様子を見られるのも、地球から1万光年あまり離れているからで、間近で見られるとしたら、希薄なガスは視認できないと思われる。

 この記事は、各ニュースサイトにも掲載されているが、単位換算の間違いは恥ずかしいぞ。

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