Windows 10絡みで、Microsoftが84インチの新しい端末を発表した。
これは面白いかもね。
Windows 10搭載の84インチ画面新端末「Surface Hub」登場 – ITmedia ニュース
米Microsoftは1月21日(現地時間)、レドモンドで開催した「Windows 10」の発表イベントで、Windows 10を搭載する新タイプのハードウェア「Surface Hub」を披露した。4Kの大画面(84インチあるいは55インチ)ディスプレイで、ホワイトボードにもビデオ会議端末にもなるのが特徴だ。
84インチの4Kディスプレイとのことだが、ホワイトボードのように「立てかける」ことが前提になっているようだ。ディスプレイは基本的に垂直に立てるもの……という固定観念がちょっと残念。
iPadはiPhoneの発展形ではあったが、ディスプレイを「手に持つ」という発想の転換が、新しい市場を開拓したと思う。
このSurface Hubは、iPadのようなちょっとしたひねりが乏しいな。
Surface Hubを横に寝かせたら、テーブルタブレットになるじゃないか(^_^)
※参考↓
「次世代PCは「テーブル・タブレット」かも」
「続・次世代PCは「テーブル・タブレット」かも」
巨大な画面に手書き文字を書くにしても、立てかけているよりも寝かせている方が書きやすい。壁に掛けている方が大勢で見るときの視認性は高いが、使用方法が限定されてしまう。
テーブル状に寝かせれば、ディスプレイを囲んで議論したりできるし、画面を見下ろす視線の方が姿勢としても無理がない。会議のとき、中心を囲んで対するのは、出席者が顔を合わせられるようにするためだ。学校の授業のように、黒板に対して並列に並ぶと、周囲の人の顔が見えにくく、議論もしにくくなる。発言者からの一方的なプレゼンテーションには、授業形式の配列が向いているが、アイデアを出し合うような議論の場では、テーブルを囲む方が適している。
iPadを使っていて一番いいなーと思うのは、画面が顔の高さより下になるので、首が疲れにくいことなんだ。PCのディスプレイは垂直に立ててあるので、顔をやや上に向けて、目線を上げることになり、首が伸びた状態になる。それが疲労の一因だ。
Surface Hubのオプションとして、テーブルにもなり、垂直に立ててホワイトボードにもなるような、変形式の台座を作るといいかもしれない。と、それはサードパーティの仕事かな?
テーブルタブレットとしても使えると、海外テレビドラマの「HAWAII FIVE-O」の作戦室が再現できるぞ(^_^)
応用例としては、デジタルでマンガやイラストを描く人にとっても、これだけ大きなキャンパスがあればうれしいだろうね。現状の液晶ペンタブレット(お絵かき用の入力デバイスの方)は、24インチまでしかないので、多くのパレットなどを並べると作業スペースは狭くなってしまう。大きな絵を描くときは大きな画面が欲しいものなのだ。
そのためにも、テーブルタブレットとして寝かせられるオプションは、ぜひとも欲しいところ。
工夫次第では、Surface Hubはブレイクするかもしれない。ただ、名称が面白くないけど(^_^)