使っていたハードディスクが古くなったので、新しいものに替えた。
ただ替えるだけでは芸がないので、Thunderbolt 2を介して、USB 3.0が使える環境にした。
私のiMacは2011年モデルなので、USBは2.0だった。
現在は3.0が主流になっているから、2.0では大量のデータを扱うには遅すぎた。
一眼レフで64GBのCFの4〜5枚分も撮ってくると、そのデータをPCにコピーするだけでもけっこうな時間がかかる。
USB 2.0ではどうしようもない。
また、写真データだけでも、たまりにたまって4TBくらいある。
これまでは、その都度HDDを買い足してきたので、外付けHDDが6台にもなっていた。
そこで、HDDケースに、大容量の内蔵型HDDを入れることで整理することにした。
PCIeボックス
まずは、USB 3.0のインターフェースカードを入れるための、PCIeボックス。
買ったのは、(アキティオ) Akitio Thunder2 PCIe Box
使用しているiMacが、Thunderbolt 2なので、それ用のボックス。対応機種は、探した限りではこれしかなかった。
(アキティオ) Akitio Thunder2 PCIe Box
海外からの直送なので、到着するのに約2週間かかった。
おそらく船便だから。
USB 3.0のインターフェースカード
買ったのは、SONNET Technologies Allegro USB-C PCIe [USB3C-2PM-E]
SONNET Technologies Allegro USB-C PCIe [USB3C-2PM-E]
出力側の端子は、タイプCになっている。
ほかにもいろいろとカードはあるのだが、これはPCIeボックス対応となっていたから。
HDDケース
買ったのは、
センチュリー 独立電源スイッチ搭載 USB3.0接続 3.5インチSATA-HDD ケース 「裸族のカプセルホテルVer.2」 CRCH35U3IS2
センチュリー 独立電源スイッチ搭載 USB3.0接続 3.5インチSATA-HDD ケース 「裸族のカプセルホテルVer.2」 CRCH35U3IS2
RAID機能はない、独立型。
価格はAmazonが一番安かった。
付属のUSBケーブルは、タイプB→Aなので、タイプB→Cのケーブルを別途用意した。
内蔵型HDD
HDDは4枚。
4TB×2、6TB×2,合計20TBだ。
【国内代理店品】WD 内蔵HDD Blue 3.5″ 4TB SATA(6Gb/s) 64MB 5,400rpm 2年保証 WD40EZRZ-RT2
WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 6TB WD Blue WD60EZRZ-RT SATA3.0 5400rpm 2年保証
WESTERNDIGITALにしたのは、 Seagateに比べてレビューの評価がよかったから。価格的にはSeagateの方が安い。
古いHDDから新しいHDDへデータのコピー
もろもろの機器を接続して組み上げたのが以下。
左がHDDケース、右がPCIeボックス。
机の下にスチール製の台を置き、そこに収納。将来的にHDDボックスが増えても、もう2台は置ける。
設置したら、古いHDDから新しいHDDへ、データのコピー。今までは増設に次ぐ増設で、あちこちに分散していたのを、分類して整理しつつコピーした。
6TBくらいのデータがあったので、かなりの時間を要した。元のHDDがUSB 2.0なので、そのスピードでしかコピーできないからだ。
コピーが完了したら、古いHDDを撤去。
これらのHDDは、5〜7年くらい使っていたので、そろそろ寿命ではあった。
今回の新調の前に、1台がクラッシュしてしまって痛い目を見ている。そのHDDは、ただいまデータ復旧サービスに出してあって、データを救出できるといいのだが……。
というわけで、Thunderbolt経由のUSB 3.0だが、なかなか快速で気持ちがいい(^_^)。