コロナ対策CM←それでは防げない

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政府広報の『コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇』の動画。
感染対策の方法を見せる動画だが、これでは防げないと思うよ。
なぜなら、この対策方法には空気感染が考慮されていないからだ。

最新の知見を取れ入れていない、この対策では周回遅れだし、役に立たないことも含まれている。
以下、それぞれのシーンについてツッコミ(^_^)

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-1

マスク(不織布マスク)の防御効果は7割だが、3割は防御できない
この人の装着方法は、鼻と頬に隙間があるようなので、不十分なマスクだろう。これだと、防御率は5割以下であり、付けてても無駄。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-2

▲見たところ、距離は約1メートルほど。
空気感染を考慮すると、ソーシャルディスタンシングは最低3メートル以上
これではぜんぜん足りない。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-3

▲「ガイドラインを遵守した店」といっても、形式的なものでしかなく、守っていない店もあるという。そもそも効果がどれだけあるのかの検証が、個々の店で条件が違うのに、なにを根拠に「安全」というのか?

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-4

▲前述したように、マスクの予防効果は限定的。
繰り返すが、空気感染に対して、マスクは無力である
マスク絶対主義的な風潮はおかしい。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-5

▲最近になって、手指を経由する接触感染のリスクは低いことがわかってきた。
主たる感染経路は空気感染である。
無駄とはいわないが、消毒してもあまり意味はない。気休め程度のこと。
消毒が有効なのは、O-157などの細菌に対してだ。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-6

数十秒のすれ違いでも感染した事例が確認されたので、この状況はすでにアウト。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-7

アクリル板は防御効果よりも空気の流れを遮断して、滞留させるリスクが高いことが示されている。
なので、これは対策としては逆効果。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-8

▲このように窓が複数ある店は、都会のビル内にある店では少ない。密室度の高い店では、窓のないところもある。もともと密室度の高い店では、換気する経路が限られ、ウイルスを部屋中に拡散させることにもなってしまう。
繰り返すが、空気感染に対しては意味がない。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-9

▲このようなシーンでは、周りに人がいないのだから、マスクはしなくてもいいはずでは?
ひとりで歩いていて、誰に(誰から)感染するっていうんだ?

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇10

▲前述したように、空気感染ではマスクは役立たず。ゆえに、会話すること自体がリスクである。
つまり、ここでは「会話はしない。筆談もしくは手話で話をしよう」というのが正しい。

コロナ対策 CM「私たちで未来を守ろう」篇-11

▲と、以上ツッコミをしたように、ここに出ている対策では、みんなの未来は守れない。

空気感染を前提とした、最新バージョンの対策方法を提示して欲しい。

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