ダイエット関連商品はなにかと話題になり、ときにブームを起こす。
「小麦ポリフェノール」は、その候補のひとつかも……
肥満など生活習慣病の抑制効果を持つ「小麦ポリフェノール」 – 産総研など | 開発・SE | マイナビニュース
産業技術総合研究所(産総研)は5月20日、日清製粉グループ本社、オリエンタル酵母工業との共同研究により、食餌性肥満モデルマウスを用いて、「小麦ポリフェノール」が持つ活動リズム改善効果や、肥満や耐糖能異常の抑制効果を発見したと発表した。
(中略)
ちなみに小麦ポリフェノールとは、小麦の表皮部分に多く含まれている「アルキルレゾルシノール」という物質のことだ。水に溶けないポリフェノールであり、小麦を丸ごと挽いた全粒粉や「小麦ブラン」(小麦の表皮で、ミネラル・繊維質が多く、小麦に約15%含まれている)に含まれている。
ケーブルTVのCMでは、あれとかこれとか、ダイエット効果を謳うサプリが大繁盛している。実際の効果のほどは、口コミを見ると乏しく、皆無ではないが効果は少ないというもの。
まぁ、あのCMの「使用前」「使用後」の姿は、嘘ではないにしても、サプリだけじゃないだろ?……と思うようなものだ。
それでも、多くの人が飛びついてしまうのは、ダイエットしたいと思う人が多いからだ。
食品でも、ダイエット効果があるとされると、爆発的に売れたりする。
太るのは必要以上に食べるからで、食わなきゃ太らない。水だけで太るなんていう人もいるが、そんなことにはならない。水だけで1週間絶食したら、確実に痩せる。しかし、苦行だ。楽して痩せようとするから、ダイエット関連サプリなどが売れる。
「痩せ薬ができるかも?」に取り上げたのは、遺伝子レベルでの肥満の原因を突き止めたという記事だった。これは痩せ薬を医薬品として作れる可能性を秘めている。
「小麦ポリフェノール」は、薬というよりはサプリメント。
「アルキルレゾルシノール」を含むサプリは、すでにいくつかあり、このニュースがきっかけで注文が殺到する可能性がある。リンクは張らないが、検索すれば出てくる。
「小麦ポリフェノール」のブームが来るかもよ(笑)。
記事を拝読しましたが、小麦ポリフェノールの話は初めて聞きました。