朝ドラ「おちょやん」でため息

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「エール」ロスが起きているらしい。
たしかに、エールはいろいろと斬新な演出と展開だったので、史実とは違うとはいえ面白かった。
10話分短縮されてしまったので、終盤はかけ足だったが、逆にダラダラと間延びしなくてよかったともいえる。

さて、新しく始まった朝ドラだが……

朝ドラ「おちょやん」18・8%スタート 朝ドラ7作ぶり大台割れ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)が11月30日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は18・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。2017年後期「ひよっこ」(19・5%)以来、7作ぶりに20%の大台を割った。前作「エール」の初回は21・2%だった。

(中略)

初回は、大正5年。竹井千代(毎田暖乃)は大阪の南河内で貧しい農家の家に生まれた。幼い頃に母を亡くし、飲んだくれの父・テルヲ(トータス松本)と弟・ヨシヲと3人で暮らしていた。千代は口が達者な元気な女の子だったが、父の留守中は小さい弟の面倒を見ながら、生活のため、鶏の世話をしなければならず、小学校にも通えずにいた。隣近所の子どもに陰口を叩かれる日々。そんな時、テルヲが新しい母親・栗子(宮澤エマ)を連れて帰る…という展開だった。

出勤前の朝飯を食べている時間なので、とりあえず、ながら視聴している。
しかしまぁ、ぶっちゃけ、あまり期待感のある出だしではなかったね。

大正5年……って、またそこから始めるのか?
もう昔話は飽きたよ。
「エール」で、昭和の東京オリンピック以降まで進んだのに、また大正?
なんか、罰ゲームみたいで、振り出しに戻される感覚。

しかも、貧乏な家で子供が苦労しているという、「おしん」展開。
このあと奉公に出されて……というか、実質的に売られることになる。
そういう時代があったのはわかる。
しかし、現在の感覚から見れば、育児放棄、児童虐待、児童労働、貧困問題、格差差別、いじめ、パワハラ、セクハラ、様々な権利侵害……と、ブラック要素満載の世界観だ(^_^)b

もう、そういうドラマはあまり見たくないというのが正直なところ。
現代劇、もしくは現在に近い時代を舞台にしようよ。
昔の苦労話は、もう勘弁。

大正5年から始めるということは、関東大震災や戦争のエピソードも出てくるのかもしれない。
いやもう、それはいいから(>_<)
何度も繰り返し辛い過去を見せられるのは、ちょっと辛い。
朝ドラは、希望のある明るいドラマにして欲しいよ。

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