当て字や難読漢字で名付けるキラキラネーム。
 なんだか、ますますキラキラ度が増しているもよう(^_^)b

赤ちゃんの名づけ2015年上半期1位は「心桜」、読み方は? | リセマム

 2015年上半期の赤ちゃん名づけトレンドは、2015年1月~6月の期間、1日最大30万人以上のユーザーが訪問するWebサイト「赤ちゃん名づけ」にてアクセス数の多かった名前について、上位100位を掲載している。

(中略)

◆2015年上半期の赤ちゃん名づけトレンド
1位:心桜
2位:陽翔
3位:心愛凜
4位:碧
5位:杏柚
6位:惺梛
7位:蒼音
8位:葵
9位:大翔
10位:湊斗

 この記事で注意が必要なのは、「アクセス数の多かった名前」であって、実際に名付けられた名前ではないこと。
 ちなみに、昨年の名付けられた名前ランキングでは……

今年生まれの子どもの名前のトップ、男児『蓮』、女児『陽菜』・『凛』 | RBB TODAY

【2014年「生まれ年別の名前調査」表記トップ10】

◆ 男児
第1位『蓮』
第2位『大翔』
第3位『陽向』
第4位『陽太』
第5位『悠真』
第6位『湊』
第6位『悠人』
第6位『陸』
第6位『駿』
第10位『朝陽』

◆ 女児
第1位『陽菜』
第1位『凛』
第3位『結菜』
第4位『葵』
第5位『結愛』
第6位『愛莉』
第6位『美咲』
第8位『結衣』
第9位『桜』
第10位『凜』
第10位『心春』
第10位『杏』
第10位『愛梨』

 ……となっていた。
 まぁ、いずれにしても、画数が多くで読みにくい名前がトレンドだね。
 難読漢字を名前にするのは、「中二病」の一種でもあって、昔だったらペンネームに奇抜な名前をつけたりしたものだ。昨今だと、ハンドルネームに奇をてらった名前をつけるのも中二病の名残(^_^)。
 余談だが、「酒鬼薔薇聖斗」なんかは、典型的な例だった。あの事件が起こったとき、犯人像を推理する専門家達は、年齢を高く見積もっていたが、「こんな名前を使うのは子どもか、幼稚なやつだよ」と妻と話していた。

 キラキラネームが増えたのは、時代の変化というのもあるだろうが、名前をペンや筆で手書きする機会が減ったというのもあるように思う。
 フルネームを記入する機会は、最近はあまりなくなった。役所の書類や、なにかの契約書にサインするのがせいぜい。年に数回くらいしかない。
 学生時代は、テストなどで自分の名前を書く機会は多いが、そのときに画数の多い漢字だと嫌だなーと思う。また、手紙や礼状などで他人の名前を書く場合も、難しい漢字は書くのが嫌だよね。間違うと失礼だし、ふだん書かない漢字だと、書き順を忘れていたりして、字のバランスがおかしくなって、下手な字がよけいに下手に見える。
 ひらがなやカタカナの読みだけのキラキラメールは歓迎だけど、難読漢字は勘弁してほしい。
 上記のキラキラメールは、画数の多い漢字が多くなっているが、PCやスマホなどでキー入力して変換するのだったら、書けなくても表示させることはできる。手書きする漢字として見ていなくて、入力する文字として捉えているのではと思う。

 キラキラネームは日本だけの現象なのかと思ったら、海外でもあるようだ。

キラキラネーム、中国も 「王子殿下」「黄金海岸」四文字の名前急増 – withnews(ウィズニュース)

中国でも、キラキラネームは2000年以降、急増していると言われています。
 中国のキラキラネームとしてあげられるのは、主に四文字の名前です。これまで、中国人の名前は二文字から三文字がほとんどでした。ところが、最近は、四文字が多くなっているのです。実際、重慶市では、2002年に19108人だった四文字名前は、2013年に3.7万人に増えています。

(中略)

 最もキラキラ度が高い四文字名前は、語呂合わせなどのテクニックを駆使し、四字熟語や固有名詞を表現したものです。「ビクトリア」(韋多利亜)、「太陽さんさん」(楊光燦爛)、「黄金海岸」という名前を子どもにつけました。中でも「王子殿下」「申田由甲」「宋元明清」など、奇抜な名前としてネットユーザーの間に議論されています。

海外でも″キラキラネーム″増加 「カラオケ」ちゃん 「寿司」ちゃん 「アルコール中毒」ちゃん – ライブドアニュース

英テレグラフ紙オンライン版は、赤ちゃんと親のための情報サイトTheBabyWebsite.comが2010年に行った「英米で最も不幸な名前」の調査結果を公開している。ここで一部を紹介する。

Jo King(=Joking ジョーク)
Barry Cade(=Barricade バリケード)
Carrie Oakey(=Karaoke カラオケ)
Tim Burr(=Timber 材木)
Mary Christmas(メリークリスマス)
Hazel Nutt(=Hazelnut ヘーゼルナッツ)

 このほかにも、Sue Shi(=Sushi 寿司)、Stu Pitt(=stupid 馬鹿)、Minnie Skurt(=mini skirt ミニスカート)、Hammond Eggs(=ham and eggs ハムと卵)、Eve Hill(=evil 邪悪な)、Ben Crobbery(=bank robbery 銀行泥棒)、Al Kaholic(=alcoholic アルコール中毒)といった名前があるそうだ。

 英語名のマイケル(Michael)はありふれた名前だけど、大天使ミカエルのことでもあるので、ずいぶん大仰な名前だよね。日本でいえば、天照大神みたいなもんだ。
 マリア(Maria)も多い名前だが、聖母マリアに由来するから、日本でいえば時代的に「卑弥呼」といってるようなもの。
 キラキラネームも一般的になれば、市民権を得るのだろうが、前述の日本のキラキラネームは一過性のブームに終わりそう。その名前をつけられた子どもが大人になるころには、死語に近い名前になっているだろう。

 将来、キラキラネームを平凡な名前に変更したいという、キラキラ世代が増えるのかもね。

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