そこまでやるか?…フルフェイスのフェイスシールド

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昨日、東京の新型コロナ新規感染者数が600人を超えた。
それを受けて、街頭インタビューに答えたある人は、
「みんなが感染者みたいですね」
というようなことをいった。

いやいや、それは大きな勘違い。
報道する側も悪いのだが、600人超えという数字だけがクローズアップされているが、それは東京都民の約1400万人のうちの600人に過ぎない。

何度もくどいくらい書いているが、母数を考えろ!

つまり、全体像を見ろということ。
東京都民 13,971,109人(2020年10月1日現在)
現在の東京の感染者数 4,624人(2020年12月10日現在)
率にすると、0.033%
たったこれだけ!

報道では、こういうデータを出さずに、不安をあおってばかり。
都知事も不安をあおることに一役買っているが、アホなのか?といいたい。
たったの0.033%で、あわてるな! ビビるな!

死者数も増えているとはいうが、交通事故死と比較すると……
(下表の交通事故は全国の数字)

2020年 全国の新型コロナ死者数(人) 東京都の新型コロナ死者数(人) 交通事故死者数(人)
12月7日 39 6 12
12月8日 47 6 7
12月9日 42 5 5
12月10日 26 2 16

東京都の新型コロナデータ
交通事故死者日報

……というように、交通事故死は東京都に比べて倍くらい多い。今年の全国の通算では、新型コロナより交通事故の死者数の方が多くなる。
命の重さは同じはずだが、現実には交通事故は軽視されている。

と、本題は以下の方。
ここまでやるか?……というマヌケな展開(^_^)b

フェイスシールド「小さな飛沫に効果なし」 「富岳」のデータ覆す?スゴいやつ: J-CAST トレンド

新型コロナウイルス感染対策に使われる 「フェイスシールド」。ただ豊橋技術科学大学が、スーパーコンピュータ「富岳」によるシミュレーション結果を踏まえて発表した内容によると、フェイスシールドとマウスシールドは、吸い込み飛沫量について「小さな飛沫に対しては効果なし(エアロゾルは防げない)」とある。

ただ、これから紹介するフェイスシールドなら大丈夫かもしれない。どれも見た目がゴツく、インパクト大。ここまで強力なものを着ければ…。

(中略)

「世界初の新型コロナ対策」と銘打っているのが、米国のBlanc incによって開発されたフルフェイスマスク「BLANC」。アニメやゲームに登場するキャラクターを彷彿とさせる見た目だ。

フルフェイスマスク

(中略)

ヘルメットのようにも見えるが、顔の部分に完全密着する設計で頭の後ろは覆われない。手で目や口を触りようがないので、感染リスクを低減できる。空気はおでこ付近からフィルターを通して鼻と口に供給され、呼吸後は顎下から排気する。

マジなのかジョークなのか、その両方なのか。
こんな格好で歩く人がいたら、不審者だろ?
これは感染対策というよりは、犯罪者御用達の装備になるのでは? フルフェイスのヘルメットより軽くて、つけやすそう。マスクをしているだけでも人相はわからなくなるが、これなら完全に顔を隠せる。

これがマヌケなのは、そこまでして飛沫を防御しても意味がないから。
なぜなら、COVID-19は空気感染する。権威ある専門家たちは、頑なに空気感染を認めないのだが……。
外気を呼吸するのであれば、ウイルスを含んだ空気を吸うことになる。見た目だけで、効果はあまり期待できないと思うよ。

そうまでして完全防御したいのなら、最終手段として宇宙服並の装備が必要だ。
外気を吸わなくていいように、酸素ボンベを背負い、ウイルスに接触しないように外気を遮断する気密服を着る。

現実的には宇宙服を一般人が入手することは無理なので、スキューバダイビングの装備でもいいかもしれない。
とにかく、外気を吸わないこと。
それが究極の感染対策だよ(^o^)

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