もう10年以上前だったと思うが、「パソコンを使えないおじさん世代」と、若い世代とのギャップが問題になったりしたが……。その世代は、現在60歳以上になっている。
今でもあるらしい……というのが以下の記事。
パソコン使えぬおじさんに悲鳴あげる部下続出 | web R25
悩みを送った30代事務職女性によると、50歳前後の課長はパソコン(以下PC)を使えないのだという。
(中略)
その一方で、「パソコンが使えない上司の指示」という悩みを書いた人に対するベストアンサーは同様の状況にある女性から「時々『俺ももう少し若かったらパソコン習うんだけどなあ、ごめんなー』って言ってます(^_^;)私は『ダメですよー私の仕事がなくなっちゃうもん』と返しております」の回答が寄せられた。
現在50歳前後で、パソコンが使えないというのは、よっぽど機械音痴か流行に乗らなかった人たちだろうと思う。
今50歳の人たちが30代の頃に、ワープロ全盛時代があった。パソコン(PC)は高価で買えないけれども、文章を書くだけならワープロで間に合う……という時代だ。猫も杓子もワープロを使っていたものだ。原稿をプリントアウトやテキストデータで受け渡しするようになったのもこの頃。
その当時に、ワープロもパソコンも使えないおじさん世代(40代以上)が、「第一次IT音痴世代」だろう。その人たちは、現在は60歳以上になっている。
30代だったら、新しい物好きで、車でも家電でも新製品には飛びついたはずなのだが……?
その時期に、ワープロにすら食いつかなかったというのは、すでにオジサン化していたのではないかと思ってしまう。
現在50歳前後でパソコンが使えない人たちは、「第二次IT音痴世代」になるのだろうが、第一次世代とは環境が違うし、根本的に原因が違う気がする。
おそらく、ケータイも電話する以外に使いこなせていないだろうし、電化製品の使い方もわからなかったり……のような気がする。基本的にメカに弱いのと違うか?
文系、理系という言い方をすれば、文系であり、なおかつ気合いや体力でなんとかしようとする体育会系……ではなかろうか(^_^)。