太陽系の境界を探査するロケットを打ち上げるという。探査期間は2年……ということは、境界に辿り着くのではなく、惑星間を航行しつつ外縁を探査するということだろう。2年では太陽系の境界、別名「ターミネーション・ショック(末端衝撃波面)」には到達できないからだ。
 過去に太陽系外に向かった、パイオニアとボイジャーが30年ほどかけて、ようやく到達した距離である。

 太陽系の境界の先には、恒星間の荒海がある。
 境界を維持しているのは、太陽から吹く太陽風だ。太陽活動が弱まると太陽圏も縮小し、太陽圏外からの影響も増すという。そのことが地球環境にも影響するとの説もある。生物の大量絶滅の原因とされることもある。
 遠い宇宙の話ではあるが、けっこう身近な問題でもあるのだ。

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