同じ競技で男女のユニフォームが違うのはなぜ?

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女子選手が「性的な対象として扱われていることへの抗議」を訴えている。
その抗議には共感するのだが、なぜ露出が多いユニフォームを選んでいるかには疑問もある。
その理由を解説している記事なのだが……

男性視聴者の眼福になっても女子選手が「肌露出多めのユニフォーム」を支持する理由 高得点・タイム出すための戦闘服だ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

「性的な対象として扱われていることへの抗議」。東京五輪の体操女子団体に出場したドイツの選手が足首まで覆う「ユニタード」を着用した。露出多めのユニフォームは是か非か。スポーツライターの酒井政人さんは「陸上の女子選手の場合、動きやすさ重視、いいタイム・成績を出すために、上下が分かれたセパレート型のユニフォームが主流になっています」という――。

(中略)

日本代表のユニフォームはアシックスが提供しているが、上下とも複数パターンが用意されており、何を着用するかは選手が自分で選べるようになっている。肌の露出が気になる選手は、一般的なランニングシャツ+ランニングパンツでもOKだ。

しかし、セパレート型のユニフォームを選ぶ選手が多いのは「動きやすさ」を最優先に考えているからだ。アシックスの担当者も、「選手は着やすくて、動きやすいウエアを求めています」と話す。とりわけ0.1秒、0.01秒単位でメダル争いをしている短距離用のユニフォームは「すべての動作の負荷を軽減する」ように設計されており、動きのパターンに応じた工夫が細部に施されている。

動きやすさ重視、いいタイム・成績を出すために、上下が分かれたセパレート型のユニフォームが主流」というのだが、それ理由になっていない気がするのだが?

というのも、同じ競技で男女のユニフォームが違う理由を説明していない。
100m走を例に取れば……

▼リオ五輪のボルト

Rio,De,Janeiro,,Brazil,15,August,2016:,Athlets,Jamaica's,Usain

Rio De Janeiro, Brazil 15 August 2016: Athlets Jamaica’s Usain Bolt, during a semifinal men’s 100 meters at the Olympic Summer Games in Rio de Janeiro.

ボルト選手は、ハーフパンツ丈にタンクトップだ。日本の選手は、ショートパンツにランニングシャツ。
タイム勝負は女子よりも短く厳しい。
であるにもかかわらず、男子でセパレートのユニフォームを着る人はいない。
セパレートの方がタイムが縮まるのなら、男子だってやるだろう。いや、セパレートなんて中途半端なことをするより、上半身裸の方がもっといいように思う。ゼッケンは背中にシールでも貼ればいい。

女子はセパレートの方が有利という説明は、説得力がない。
男子と同じで、なにが不都合なんだろうか?
あえてセパレートにしているのは、性的なアピールとしか思えない。

他の競技、たとえばサッカー、バスケットボール、バレーボールなどは、男女で基本的なデザインは共通している。ただし、女子の方がパンツが多少短いという違いはあるが、その必要があるのかどうかは疑問。おそらく見た目のファッション性の問題なのだろう。男子の短パンはハーフ丈が主流で、短すぎると小学生がはく短パンみたい見える。とはいえ、昔のサッカー(若かりしマラドーナの現役時代)は超短パンだったけどね。
女子のパンツの長さにも、性的なアピールがあるように思う。

セパレートのユニフォームが日本国内で流行りだしたのは、2003年頃だという。
私は当初からその格好に違和感を感じていた。
それ、必要?
水着で走っているようなものだし、なぜ女子だけ?……と思っていた。
見ている方が恥ずかしくなってしまうんだ。

街中でもときどきヘソ出しファッションの女性に遭遇するが、エロっぽさの表現なのかな?……と疑問に思う。自己表現には違いないわけで、スタイルに自信があり、目立ちたいという自己顕示欲の表れなのだろう。

女子選手の割れた腹筋はすごいと思うが、そこにはエロ要素も含まれているんだ。
女子選手が性的対象にされないためには、肌の露出制限をかけるか、男子と共通したユニフォームにするかだね。
肌の露出を控えろ……なんて、前時代的ではあるが、それが予防策ではある。

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