長生きをしたいかどうかと問われて、あなたはなんと答えるだろうか?
 そんな記事。

「長生きしたくない」と考える若者が増加中! 大人に無気力な若者を責める資格はあるのか|消費インサイド|ダイヤモンド・オンライン

 東京海上日動あんしん生命の「『長生き』に関する意識調査」が、昨年末のネットニュースをほんの少し盛り上げた。調査によると「長生きしたくない」「長生きはリスク」と考える若者が増えているらしい。

 私はもはや「」ではないが、若者だった頃から、長生きしたいとは思わなかった(^_^)
 20~30代の頃は、「50歳まで生きればいい」と思っていた。
 それなりに「夢」とか「やりたいこと」というのがあったわけだが、それができるのはせいぜい50歳くらいまでだろうと予想したからだ。
 むしろ、50歳までになにがしか実現できなければ、それ以上生きていても「意味がない」と思った。

 長生きしたくない……という若者を、なぜ無気力だと断定するのだろう?
 無気力だから、長生きしたくない、と考えるわけではないのだ。
 人生設計を考えたとき、バリバリに意欲をもってなにかに打ち込めるの年齢というのは、だいたい想像ができる。
 若いときというのは、自分が老人になる姿は想像したくないものだ。
 若々しさがあるうちに、なにがしかをやりとげたい……と思う。
 それが、私の場合、50歳までという設定だった。
 50歳より先の人生は考えていなかった。もし、それ以上生きるとしたら、オマケの人生だ。
 ただ、だらだらとは生きたくなかった。老後の生活なんて、考えることすら嫌だった。じじいになった自分は、想像できなかったからだ。そうなる前に、死ぬのが理想的。

 私は前述の記事で書かれている「新人類」の世代に相当する。
 この世代は、長生きしないよ。
 高度成長時代に子どもだったか、生まれたかした世代だが、その時代は環境が劣悪になった時代でもあった。
 私たちの世代は、「公害」にどっぷり浸かって育ったのだ。様々な化学物質にさらされ、体内に蓄積されているだろう。
 潔癖症になっていった世代でもあり、寄生虫を体内から完全に排除し、清潔、清潔と神経質になっていた。
 その結果が、花粉症をはじめとしたアレルギーであったりする。寄生虫が体内にいると、花粉症にはならないというのは、あまり知られていない事実。

 さらに下の世代では、公害世代が親となった子の世代だ。
 親が体内に蓄積した化学物質(ダイオキシンなど)は、第一子に顕著な影響を及ぼすという。子どもは、生まれながらにして悪条件を背負っている。
 今の若者の育っている環境は、けっして長生きできるような環境ではない。
 環境問題が叫ばれているものの、かけ声だけだったりもするので、長生きできるような「自然」とは縁遠い。

 日本人の寿命が延び続けて、このままいくと超高齢社会になると危惧されている。
 だが、いま長生きしている人たちは、昭和初期の環境が穏やかだった時代に生まれた人たちだ。戦争があった時代ではあるが、自然環境には恵まれていた。
 延び続けている寿命も、10年後くらいには延び止まって、下がり始めると予想する。
 医療が進歩しているとはいっても、基本的な生命力は弱っている世代が高齢化するからだ。
 私たちの世代は長生きしないよ。
 著名人でも、50~60代でなくなる人はいるわけだが、これからはもっと増えるような気がする。「早すぎる死」ではなくなるかもしれない。

 まぁ、私の場合、健康保険はないし(保険料を払えない)、年金もないので(同じく保険料を払ってない)、働けなくなったら(収入がなくなったら)、もう終わりだよ(^_^)。
 残りの人生、好きなことに打ち込んで、楽しく生きられたら、それでいいや……という感じ。
 今でも、長生きはしなくていい……と思う。

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア