仕事が忙しいこともあって、ブログを書く時間と気力がなかった。
気になる記事はピックアップしていた。
そのひとつが夫婦間の家事分担の話題。
掃除をロボット掃除機に任せると夫婦円満!? 7割弱が家事分担にストレス感じる – BCN+R
11月22日の「いい夫婦の日」に先立ち、アイロボットジャパンは、全国の20~50代の既婚有職男女800名を対象に実施した「夫婦仲と家事分担に関する意識調査」の結果を発表した。
(中略)
家事の分担率に関してたずねた質問では、男性の66.7%が分担率は3割以下と回答。分担率が半分以下の層を含めると、男性の9割に達した。一方、女性は57.5%が「8割以上の家事を負担している」と回答し、「半分以上」を含めると8割に達するなど、男女間の家事分担の偏りが明らかになった。
ずいぶん前にも似たような話題を取り上げていたと思うが、「家事」というと、なぜ女性(妻)のすることという前提になっているんだろう?
いつまで昭和の時代を引きずっているんだ?
家事を夫婦で分担ではなく、一緒にやればいいじゃないか。
なぜどっちかに振り分けなければいけないのか?
どうもそのへんの感覚というか認識が前時代的なんだよね。
私たち夫婦では、家事の9割は私がやる。
毎度の食事は私が作るし、掃除もゴミ出しもやる。
妻から料理メニューのリクエストがあれば、たいていのものは作れる。
休日には、パンケーキ、今川焼き、プリン、ゼリーなどのおやつ類も作る。
リンゴや柿が食べたいといえば、皮を剥いて食べやすい大きさに切ってあげる。
至れり尽くせりの主夫である(^o^)
だが、それを負担とか不満に思ったことはない。
妻は不器用で料理が超苦手なのだ。できないことをさせても無駄なだけ。
私は高校時代から自分の弁当は自分で作っていたから、料理は苦にならない。むしろ、料理は好きだ。
掃除も苦にはならない。散らかっていたり、過度に汚れているのが嫌いなのだ。それでも綺麗好きの実家の母には、「もっとちゃんと片付けなさい」といわれるだろうが。
妻がしている家事は「洗濯」と、食後の「食器洗い」くらい。
洗濯は洗濯機に放りこめばいいだけだし、あとは干すだけ。その洗濯もときどき溜めこんでしまうので、ときには私がやることもある。
「やれやれ」とは思うが、たいした負担だとは思わない。
家事はできる方がやればいいのだ。
家事分担の不公平感というのは、家事そのものが嫌いだったり苦痛に感じているからだろう。
義務感からやるとしたら苦痛だろうね。
でも、好きなことだったら楽しくやれる。
私は料理は好きだし、掃除して部屋が綺麗になるのは気持ちがいい。
そう思っているから苦痛にはならない。
妻は不器用なだけでなく、体があまり丈夫ではなく、持病を抱えているという事情もある。
できないことをさせても、なんのプラスにもならない。
だったら私がやればいいだけ。
夫婦というのは、互いを支えあう関係だと思う。
妻ができないことは私がやる。
私にできないことは妻がやる。
たとえば、写真の撮影に出かけるとき、妻は撮影対象の植物や昆虫を探すのを手伝ってくれる。
1つのポイントで撮影のセッティングをしていると、その間、私はほかのことができない。その時間に妻が周囲を探索して、ひとりでは見過ごしてしまいがちな被写体を見つけてくれるのだ。
妻は良きアシスタントでもある。
どこかに出かけるときに、ひとりで行くよりふたりで行った方が楽しいものだ。
そんなときの同行者が妻だ。
同じ風景を見て、同じものを食べ、同じ旅の体験をして、時間を共有する。
それができるのが夫婦だと思う。
互いを助け合う気持ちを持つこと。
そして、夫か妻かに関係なく、家事を楽しんでやれよ……と、いいたい。