なにかと問題を抱え、WEBコンテンツを見るときに、ストレスの一因ともなっていた「Flash」が、そろそろ舞台から降板するかもしれない。

YouTubeのHTML5移行で再確認したスティーブ・ジョブズ氏の先見の明 - TechTargetジャパン 情報系システム

 米Adobe SystemsのマルチメディアプラットフォームであるFlashは大きなリスクを抱えており、多くのセキュリティ専門家が以前からFlashの排除を望んできたのはよく知られている通りだ。2015年1月には、新たな脆弱性に対処する多数のパッチが発行された。今回、世界で最も人気の高い動画共有サイトから加えられた新たな一撃は、同プラットフォームの衰退につながる可能性がある。

 米Google傘下のYouTubeは2015年1月27日(米国時間、以下同)、「4年間にわたって各種のWebブラウザを調べ、“広範なコミュニティー”と話し合った結果、Flashを動画再生のデフォルトプレーヤーとして使用するのをやめ、HTML5に移行した」と発表した。

(中略)

 故人となった米Appleの元最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏は2010年、「iOS」でFlashをサポートしないという同社の決定を支持した。かつては批判もあったこの決定が、Flashの転落の始まりとみることもできる。

 セキュリティの問題もあるが、ときにFlashの読み込みに時間がかかり、ときにクラッシュすることがあるFlashは、うっとうしい存在だった。
 ここ最近、頻繁にアップデートしていたが、その頻度にもうんざりしていた。
 そんな欠陥だらけのものを使わせるなよ、といいたくなる。

 とはいえ、Flashで作られたサイトが多くなっているのも事実で、Flashを使わざるをえないのは困ったものだ。それらのサイトが、Flashから脱却してHTML5に移行するには年月がかかりそうだ。
 不買運動じゃないが、不Flash運動でも展開して欲しいくらいだ(^_^)。

 YouTubeが脱Flashを宣言したのは、影響が大きいかもね。
 WEBサイトを作る側としても、プラットフォーム機能やマルチメディア要素を実装していることは、制作上の効率化にもなると思う。
 クリエイターにとっても、一般ユーザーにとっても、HTML5への完全移行は恩恵がある。

 しばらくは生き残るであろうFlashだが、開発元のAdobeはそれほど悲観してはいないようで、むしろそうなるであろうことを見越して、HTML5への対応にも積極的だ。そのへんは、したたか。
 で、HTML5でなにができるかというレクチャーもしているという。

HTML5とCSS3で何ができるかを実際に動かして学べる「The Expressive Web」 – GIGAZINE

「HTML5」や「CSS3」を導入することで、ウェブサイトの作成やウェブデザインがさらに便利になります。そんなHTML5とCSS3で追加されている新しい要素で「何ができるのか?」ということが、実際に試したり動かしたりしつつ学べるAdobeの「The Expressive Web」です。

紹介されているAdobeのページは以下。
HTML5 and CSS3 – Adobe – The Expressive Web – Beta

 動画に関しては、FlashよりもHTML5の方がレスポンスがいい。Flashだと読み込みに時間がかかったり、読み込み途中にクラッシュすることがあるが、HTML5はスムーズに再生が始まる。
 また、消費電力は、HTML5ベースの方が、12~17%少なくなるという実験もあった。

HTML5とFlashではムービー再生でバッテリー消費が少ないのはどちらか? – GIGAZINE

HTML5ベースのムービー再生を選んでおけばバッテリーの消費が抑えられる

 Adobeは、モバイル向けFlash Playerの開発はすでに中止しているが、PC用のFlashもそろそろ終了宣言してもいいのではないかな。度重なるアップデートのために、ずるずると開発を継続するのは無駄な気がする。Flashには見切りをつけて、開発リソースをHTML5に集中した方がいいように思う。

 ともあれ、ブラウザのPlug-inから、Flashを削除する日が早く来ることを願う。
 そして、

さらばFlash!

 と、いえる日が来ることを(^_^)。

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