おならと香水は化学的に同類だって

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Perfume Chemistry

Perfume Chemistry

 雑学の覚え書き(^_^)
 排泄物がなぜ臭いのか?……という理由と、その臭い成分が香水に使われるジャスミンと同じだという話。

うんちが茶色くてクサい理由を説明できる?(R25) – Yahoo!ニュース

ちなみに子ども向けのうんち本ではうんちがクサい理由も解き明かされている。小腸で栄養を吸収された食べものは大腸でさらに細かく分解され、いよいようんちに近づいていくわけだが、このとき腸内の細菌がクサいガスを出すのだ。おならがクサいのもそのためで、岩波ジュニア新書『ヒトのからだ事典』によると、そのクサいガスの成分とは「スカトールなどのイオウ化合物」。スカトールはギリシャ語で「糞」を意味し、糞尿マニアをさす「スカトロ」の語源ともいわれている(笑)。でもその一方、じつはスカトールは香水やお茶の原料として有名なジャスミンの香りの成分だったりもするという。

 ほぉ~(^_^)
 香水嫌いの私にとっては、うんちの臭いも香水の匂いも、同種の「クサイ」なのだが、化学的にも兄弟だったのか。
 たしか、ニオイには光の三原色のように、基本となるニオイがあって、その組み合わせで変わる……というのを、うろ覚えで覚えていた。
 その資料を探していて、見つけた。

香りの分子事典・解説編

においは、におい分子のその外形と分子構造によって決まるという説で、Moncrieffの考え(1951)をAmooreが発展させたもの(1962)である.
 「鍵と鍵孔」説とも呼ばれ、上の模式図(文献[1,5]を参照)のように、においの分子は、外形と電荷によって7種の基本臭(原香)に分けられるとした

 まだ「ひとつの説」ということで、定説にはなっていないようだが、ニオイの原理としては納得のいく説明だと思う。
 「いいニオイ」と「嫌なニオイ」の違いは、基本臭の組み合わせということなのだろう。
 香水もほのかに香るくらいならまだいいが、圧倒されるくらい量が多いと嫌なニオイになる。組み合わせと同時に、量も問題だね。
 たしか、おならをいいニオイにするという研究もあったと記憶している。おならがジャスミンの香りだったら、いいのかな?(^_^)
 しかし、そうなるとジャスミン=おなら、というイメージができあがって、ジャスミンの香りが漂ってきたら、
「おまえ、屁、しただろ?」
 なんてことになってしまうな。
 ニオイが不快かどうかは、経験則にもよっているから、人によって不快に感じる度合いが違ってくるんだよね。

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