DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(51)の続き。
Victoria 5とVictoria 6を比較(1)
フィギュアのGenesisがGenesis 2にアップグレードしたのは、2013年6月のこと。新しい仕様のフィギュアになると、適合するアイテムもそろえないといけないので、なかなか手を出せなかった。Genesisだけでも特に困っていなかったし、V4からV5へのときのように、劇的に変わっているように思えなかったというのもある。まぁ、金銭的な問題もあったのだが(^^;)
遅ればせながら、ようやくVictoria 6を入手した。
V5からV6で、どれだけ変わったのか、いろいろと試してみる。DAZ 3Dのサイトを見る限り、細かなディテールが変わっているのはわかるが、実際に使ってみないと実感としてわからないものだ。
まず、V5とV6のほぼデフォルトの状態での違いを比べてみる。
▼Victoria 6のデフォルト ※クリックで拡大表示。
※髪は、Nordic Hair
同じポーズ、同じライティングでV5では……
▼Victoria 5のデフォルト ※クリックで拡大表示。
※髪はV6と同じだが、Genesis 2用のものを、むりやりつけている。
肌の色合いが違うのは、肌のテクスチャの違いなので、それは比較の対象外。違いはディテールの細かさ、肉付き、関節の違いだ。
V6の方がよりリアルになっているのがわかる。肌の光の反射具合は、テクスチャの違いでカバーできる部分ではあるが、ここまで違うと「いいねー」と感心する(^^)。
細かく見ていくと、乳房の形もより自然になっているし、骨や筋肉の表現もよりリアルになっている。顕著なのは、脇の部分で、腕の付け根と胴体との接合部分が自然になっている。V4とV5でも、ここが一番進化していた部分だったが、V6ではよりリアルになった感じだ。
顔については、鼻がよくなったね。造形的に難しい部分だが、肌が馴染んだというか、自然な感じになった。
あと、おへそがちゃんとくぼみのあるおへそになっている。
全体的に「角が取れた」イメージで、CGであることを思わせない、なめらかなラインと面になっている。
ということで、今回はおおざっぱな印象について。
おいおい、細かいところを作例していく予定。
余談だが、この作例を作るのに、4時間くらいかかった(^^;)
いつものことだが、ライティングで苦労している。最適のライティングを作るのに、あーでもないこーでもないと試行錯誤した。V6の肌が、繊細な表現をするようになり、V5までのイメージで光を当てると、テカテカになってしまったからだ。
ライティングはむずかしい(>_<)