DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(53)

DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(52)の続き。

Victoria 5とVictoria 6を比較(2)

前回に続いて、V5とV6の違いを比べていこう。
ひとつ、重要なことを書き忘れていたが、V5とV6では、デフォルトの身長が違う。V6の方が背が高くなっている。なので、同じカメラアングルでは、同じ位置に顔がこないので、位置を調整しないといけなかった。

▼Victoria 5とVictoria 6の身長差 ※クリックで拡大表示

V5とV6の身長比較

V5とV6の身長比較

プロポーション的には似ているが、V6は身長が180cmくらいありそう。
V6の身長を変えるには、別売りのMorphが必要になる。
Genesis 2 Female(s) Morphs Bundle
これがあれば、顔や体つきを好みに変えられる。
Morphを使わずに、フィギュアの大きさを拡大・縮小することは可能だが、ボディ全体が変化するので、身長を低くすると頭も小さくなってしまう。人間は身長差があっても、頭の大きさはあまり差がないので、単純に体全体の大きさを変えると不自然になってしまう。

さて、今回は構造的に複雑な手の指を見てみる。

▼Victoria 5の手 ※クリックで拡大表示

V5の手

V5の手

※レンダリング時間、約40分。

▼Victoria 6の手 ※クリックで拡大表示

V6の手

V6の手

※レンダリング時間、約60分。

Victoria 6になって、ディテールが精細になったためか、レンダリング時間がかなり長くなった(^^;)
上記の試作では……

V5→約40分
V6→約60分

……の時間を要した。
レンダリングに要する時間は、画像サイズとライティングの仕方にも影響されるので一概にはいえないが、同じライティングでV6の方が1.5倍かかる。V6のレンダリングを始めたとき、なかなか描画しないので、フリーズしたのかと思ったほどだ(^^;)。
試作では、縦2000ピクセル、横1500ピクセルなのだが、より大きなサイズでレンダリングするときには、数時間はかかることを覚悟した方がよさそうだ。

レンダリング時間を短縮するには、マシンスペックの高いものが必要だ。
私が使っているのは……

iMAC 27インチ(2011年モデル)
プロセッサ: 2.7GHz Intel Core i5
メモリ: 8GB 1333MHz DDR3

……なのだが、もっと速いCPUと、もっと多くのメモリが欲しいところ。
最新のiMacは、「3.4GHz クアッドコアIntel Core i5プロセッサ」に、メモリが最大32GB積める。そのくらのパワーがあれば、レンダリング時間の短縮ができるように思う。
マシンは現状のままとしても、メモリの増設はしたいと考えている。

指の描写を見てみると、やはりV6の方がよりリアルになっているようだ。
V5は皮膚の皺がはっきりしているが、これはテクスチャの違い。テクスチャの中でもBumpの違いだね。V6の皮膚はなめらかだが、透明感のある肌になっている。じつは、もっと皮膚をリアルに表現するオプションが、V6には用意されているが、それは次回以降に。

V5とV6の違いを感じるのは、骨の表現だろう。
3Dのフィギュアには、実際には内部に骨があるわけではない。あるかのように造形されているだけだ。カメラをフィギュアの内部に入れてみればわかるが、内部は空洞で、皮膚の表面があるだけ。骨を表現するには、起伏をつけた造形をする必要がある。そのへんは、粘土や彫像と同じ。
手の甲に浮きでる骨が、V5ではわりとおおざっぱだが、V6では骨の筋が通っている感じになっている。その微妙な違いが、リアルさの違いになっている。

ということで、今回はここまで。

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