下馬評はオーストラリア有利だったが、なんとか勝てた日本。
勝利はうれしいものだが、崖っぷちに立たされているのは変わらず。
オーストラリアは、らしくなかったね。
調子が悪かったのか、これまでの戦いで見せていた攻撃が機能していなかった。日本が頑張ったというより、オーストラリアが自滅した感じ。
現在の状況は以下の通り。
FIFAワールドカップ・アジア予選 最終予選(2021年10月13日現在)
オマーンが勝ち、得失点差で4位となっている。
11月にはオーストラリアとサウジアラビアの直接対決があるので、どちらが勝つかで日本の行く末が左右される。
サウジが勝つとオーストラリアも2敗となるが、オーストラリアが勝つと、ともに1敗となる。引き分けのときは痛み分けで、勝ち点は＋１ずつ。
日本は今後の試合で、全勝することが絶対条件だろう。
3敗目を喫すると崖から落ちてしまう。
【サッカー】豪州戦勝利の日本代表・森保一監督「Ｗ杯出場へチーム一丸となって戦っていきたい」 – スポーツナビ
「この試合に勝ててＷ杯への目標がつながる。素晴らしい勝利となりましたが、これからまだまだ厳しい戦いが続くので、今日の勝利を次の試合の勝利につなげられるようにチーム一丸となって戦っていきたい」
たしかＷ杯ベスト8が目標だったはずだが、いつのまにか出場することが目標になってしまっている(^_^)b
まぁ、それが日本の現状なんだけどね。
先発は、田中と守田の2人を入れただけ。システムは変更していたが、大迫頼りなのは変わらず。
オーストラリアは大迫対策はしていたようだが、大迫からの決定機は決められなかった。
MOMは先制点を挙げた田中だろうが、得点には絡んでいないものの伊東が相手守備を常に脅かしていたのが伏線のようにも思う。
オーストラリアにしてみれば、二度も同じ相手に負けるわけにはいかないから、ホームでの日本戦は全力で勝ちに来るだろう。もし、ここで日本が負けると3敗目になってしまう。
Ｗ杯出場のためには、なにがなんでも残り試合は全勝しかない。
全勝して、サウジとオーストラリアのどちらかが3敗していれば、2位通過できる。勝ち点が同じ場合は、得失点差が鍵になるが、日本は得点が少ないので不利。
なかなか厳しいタスクだね。
