「オリンピックはコンドームとともに」の続き。
コンドーム配布を突っ込まれた組織委員会が、苦しい言い訳をしたようだ。
コンドームは選手が使うのではなく、お土産らしい(笑)
【東京五輪】コンドーム配布に組織委が見解「選手村で使うのではなく、母国に持ち帰って啓発に」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、東京大会中に選手村でコンドームを配布する目的と趣旨に言及した。
五輪選手村ではHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染予防を目的に1988年ソウル大会から配布する習慣が始まった。
今大会は国内コンドームメーカー4社が約4万個ずつ、合計約16万個を配布する予定だが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から問視する声もある。一部では「濃厚接触を助長する」との声もあるが、組織委は「選手村で使うというものではなく、母国に持ち帰っていただき啓発にご協力いただくという趣旨・目的のもの」と説明。その上で「HIV(エイズ)はアスリートをはじめ若者の未来を奪う病気であり、差別や貧困も生んでいる。IOC(国際オリンピック委員会)がその撲滅のための啓発活動の一環として行っている」と話した。2004年からは国連とも連携した取り組みになっているという。
組織委は「IOCからは引き続き実施するよう求められている」としたうえで「東京大会においては、こうした趣旨・目的を踏まえながら、配布方法等について現在検討中です」と話している。
いやはや笑っちゃうよね。
コンドームをお土産として持って帰れってか?
なぜオリンピックで選手だけに配るのか、意味がわからない。
啓発というのなら、選手だけでなく、観客にも配布すべきだ。開催されても、無観客になるかもしれないけど。
実際問題として、参加選手がセックスするのは止めようがないから、コンドームを配布しているんだろう。それを隠す必要はない。
「セックスするなら、コンドームを」と堂々と言えばいい。
アスリートがセックスしちゃいけないルールはないのだから。
関連して、こんな記事。
【東京五輪】東京五輪選手村は「セックス禁止」と海外メディアが報道|日刊ゲンダイDIGITAL
オリンピックでは、じつは“下半身の戦い”も熱い。選手村は完全に隔離され、家族や恋人も入れないため、フリーセックス状態となるからだ。
米の女子サッカー代表だったホープ・ソロ選手(当時31)が、2012年ロンドン五輪の時にこう証言している。
「選手村って、世界中から人が集まるでしょ。異種競技の選手なら二度と会うこともない。だから開放的になって、欲望が抑えられなくなっちゃうのよ。芝生の上とか、建物の陰とかでやっている選手もいるわ。オリンピックって世界一ふしだらな祭典よ」
不謹慎と怒る人もいるだろうが、私はじつに人間的だと思う。
「オリンピックはコンドームとともに」に書いたが、アスリートは闘争心が強いゆえに性欲も旺盛なんだ。闘争心と性欲は、脳の中でリンクしているからだ。
だから、適度に性欲を発散しないと、ストレスが溜まってしまい、それが競技でのパフォーマンスの低下につながる。
アスリートは聖人君子じゃなくて、むしろ動物的な本能が強い人たちだと思う。
そんな彼らに「セックス禁止」は拷問だろうね。
それは海外の選手達の話で、日本人選手は違うだろう……というのは勝手な誤解らしく、日本人選手も例外ではないという。
いずれにしても、「選手村で使うためではない」などという見えすいた嘘はつかなくていい。
それではただの偽善者だよ。
いくら何でも、もう少しマシな嘘を思い付かないものか。