オリンピック採火式での、トーチの先端の謎

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オリンピックが開催されるかどうか微妙な情勢だが……。
聖火の採火式での映像に出てきた、あるシーンに疑問が湧いた。
これに気がついたのは妻だ。

凹面鏡の中にトーチを入れて、太陽光で着火するわけだが、その着火シーン。

▼着火直前
オリンピック採火式での、トーチの先端の謎-1

トーチの先端に、なにやら35mmフイルムのようなものが見える。
パーフォレーションがあるので、フイルムで間違いないだろう。

▼拡大図
トーチ先端を拡大

これはどう見てもフイルムだ(^_^)b
影になっている部分には、フイルムのコマになにか画像らしきものがあるので、使用済(現像済み)フイルムだと思われる。

▼着火の瞬間
オリンピック採火式での、トーチの先端の謎-2

なんのため?
……と調べてみたが、明確な情報は出てこなかった。

同じような疑問を投げかけている人はほかにもいたようで、ある英語サイトには、

Why Is There 35mm Film Burning In the Olympic Torch?

硝酸塩ベースのセルロースフィルムが可燃性であることは事実ですが、なぜそこにフイルム、またはそのような形をしたものがあるのか​​は不明です。

……だという。

実用的な意味としては、着火しやすい素材として使われているのかもしれない。
象徴的な意味があるとしたら、このフイルムになにがしかの由来があるのだろう。

謎は解けないまま。

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