舛添都知事の定例会見は、相変わらず突っ込みどころ満載のようだ。
舛添知事「オークションで7千円」絵画購入を自慢 – 社会 : 日刊スポーツ
「私は1円でも安く購入したいと思っている。オークションなら10分の1くらいで買える。あれは7000円くらいだった。画廊で買ったら7万円くらいかかる。7000円では買えません」とウンチクを語り、どうだ、と言わんばかりに説明してみせた。
いやはや、前エントリで書いたマスゾンビぶり(笑)。
その「1円でも安く」の感覚を、都政でも発揮してくれれば、飛行機はエコノミークラスにするだろうし、ホテルも最安値の部屋を取るだろう。徹底的に無駄を廃して、公用車は自分の車を使うからいらないとか、知事の給与が高すぎるから減らすとか、そうしていれば称賛されるのに。
美術品を買うことだけに節約意識が働かせてもねー。
舛添氏が買っている美術品について、鑑定家の意見が……
舛添都知事のヤフオク購入品をプロが鑑定、センスなしで貧乏くさいのも致命的? – 政治・経済 – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]
「正直、収集家としては三流。この落札リストを見る限り、本物を安く買おうとする魂胆が丸見え。中には、プロが見たら一発で偽物とわかるものもある。ウチに持ってきたら? もちろん、お引き取り願います」
西洋美術史家の木村泰司氏も口をそろえる。
「言葉は悪いけど“一代で財を築いた地方の中小企業の社長”みたいな買い方。好きなものをなんでも集めてる感じ」
さらに木村氏は「財テク説」の可能性を否定。
「別にこれで財を築くような代物じゃない。だって、ヤフーオークションだから。銀座の画廊とかオークション会社の老舗のサザビーズとは違います。
テレビ番組の「なんでも鑑定団」でよくあるパターンが、本物と思って買ったものが、じつは偽物だった……というのがある。ヤフオクに出ているものの真贋は、商品写真だけじゃわからない。安いのには理由があるわけで、偽物をつかまされている可能性は高い。
舛添氏自身が、トップリーダーとしては偽物だったわけで、偽物を選んでしまった都民は大後悔している。
都知事がテレビに出てくると、とても不快に感じる。
東京の恥、日本の恥だと思う。
自民党は参院選を有利に戦いたいなら、都知事の首をすげ替えた方がいいよ。候補として挙がっている、小池百合子氏であれば、初の女性都知事にもなるわけで、イメージ的にはいいかもしれない。