U-23日本代表、アジア大会——
負けた。
ほとんど自滅だった。
スポーツナビ | ニュース | あまりに手痛い敗戦 日本、ドーハでまた悪夢
アジアの厳しさが骨身に染みた今大会。北京への道のりも決して平たんではなさそうだ。日本サッカー界にとって、悲劇の地として記憶されるドーハ。あれから13年、この地で若き日本代表も悪夢に見舞われた。
政治とスポーツは別物だとはわかっているが、なにかと日本とは因縁のある北朝鮮には、負けてほしくなかった。
独裁者を喜ばせてどうする?
いままで反町監督で不敗だったのが災いしたのか、どこか楽観視していた空気があるようにも思う。
前半までは、その空気がいい方向に働いていた。
後半、勢いはあるものの、決定的な場面を作れなかった。
いいところまでボールをもっていくのに、シュートができない。
日本の戦い方は、なぜか誰かにパスすることを第一に考えるようだ。
そのため、ミドルシュートは少ない。
自分で持ちこんでシュートしようとする気迫が乏しい。
また、相手からの反則の取り方も稚拙だ。
北朝鮮は、あきらかにシミュレーションだと思われる倒れ方で、ペナルティキックを得ていた。
そのフリーキックからの失点だ。
結局、泥臭さというか、どん欲さというか、闘争心が不足しているんだろう。
残念というより、むなしい敗北だった。
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