サッカーの話題が続くが……。
代表監督に就任した西野監督の発言を、記事から拾ってみた。(順不同)

西野監督 W杯での勝算は「1%2%どころではない。かなり高まっている」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 ――田嶋会長は“1%でも2%でもW杯で勝つ可能性を追い求めたい”と話した。監督自身勝つ可能性は何%だと思っている?

「こういう事態になり、選手たちは危機感や日本サッカーに対する強い気持ちをさらに持ってくれた。1%2%どころではない。勝てる確率はかなり高まっている」

西野新監督、W杯ロシア大会の目標は「決勝トーナメント」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

W杯でコロンビア、ポーランド、セネガルという難しいグループに入った日本だが、西野新監督は「予選を突破したいと思います」とすると、「どんな相手にも勝機はどこかにある」と語った。

西野体制「和」で打開 南ア16強以来スタッフ全員日本人 : スポーツ報知

 西野監督は「スタッフ編成に関しては、全ては日本人スタッフ、そして今、(世代別の)代表チームに関係しているスタッフでカバーしたいという思いがあった」と説明。岡田武史体制で16強進出した2010年南アフリカW杯に次いで2度目の“純和製布陣”となった。

西野朗のびのびジャパン「アキラは選手100%」 – 日本代表 : 日刊スポーツ

 これが田嶋会長が言うコミュニケーション不足での解任につながった。反面教師とし“アキラは選手100%”でいく。「自分が選ぶメンバーですから、信頼をして、そういう選手たちに対して個人のプレーに制限はかけたくない」。それどころか「チームの方向性、ベクトルが合っている中で逸脱する選手はたくさんいますし、1つの目標に向かっている中でのことなら、まったく問題ない」とオレ流も歓迎。「最高の化学反応が起こる」というチーム編成でプラスアルファの力を引き出す。

本田&香川&岡崎と話す!西野新監督が就任会見、ハリル時代が“反面教師” (2/3ページ) – サッカー – SANSPO.COM(サンスポ)

 この経緯を踏まえ、西野氏は「選手は素直にパフォーマンスを発揮してほしい。日本人のDNAでやれる」と選手ファーストを強調。ハリルホジッチ監督が「(勝つのは)おとぎ話」と白旗モードだったW杯初戦の相手、コロンビアにも「十分、チャレンジできる」。代表候補の選定条件はコンディションと実績とした上で「海外組に会って伝えたいことがある。メキシコ(1部)は4月に終わってしまう」。限られた時間の中、前体制で冷遇されたFW本田、MF香川、FW岡崎の“ビッグ3”に対するケアを行う可能性を示唆した。

監督としては、後ろ向きの発言はできないから、自信と覚悟を示さないといけないとはいえ、この楽観的な展望の根拠は乏しい気がする。

「1%2%どころではない。勝てる確率はかなり高まっている」

そう願いたいところだが、日本がベストの状態だとしても、勝率はかなり低いのが現実だろう。
勝てるかどうかよりも、どういう負け方をするかの方が気になる。
初戦のコロンビア戦で、僅差の0−1で負けるのなら善戦したといえるが、0−5とか大量点でボロ負けすると立ち直れなくなる。そうすると、3戦全敗の可能性が高くなる。

「予選を突破したいと思います」とすると、「どんな相手にも勝機はどこかにある」

そりゃ、勝機はある。全戦全勝のチームなどなく、ドイツやブラジルでも負けることはある。しかし、もともと格上相手に勝率が低い日本にとっては、超えるべき壁は高い。
私の嫌な予感として、ブラジル大会でのコロンビア戦の再現が浮かぶ。ベテラン勢を中心に据えるようなので、基本的な戦い方はザック時代に戻ると思われる。本田を中心にパスでつないで中央突破を繰り返し、何度も跳ね返される……あの悪夢の再現だ。
初戦に負けると、ほぼ予選突破は絶望的になる。

「スタッフ編成に関しては、全ては日本人スタッフ、そして今、(世代別の)代表チームに関係しているスタッフでカバーしたいという思いがあった」

日本人だけのチームというのには異論はない。それが日本代表としての本来の姿だからだ。それが強いチームになれるかどうかは、別の問題だけどね。
だったら、最初からそうすればよいのであって、外国人監督を呼ぶ必要はない。
これを機に、ロシア大会後は日本人監督、日本人スタッフでやり続けて欲しい。

「チームの方向性、ベクトルが合っている中で逸脱する選手はたくさんいますし、1つの目標に向かっている中でのことなら、まったく問題ない」

それって、「俺たちのサッカー」に逆行するのではないか?
本田は必要な選手だとは思うが、彼をチームの中心に据えると、本田流のサッカーになることを懸念する。本田にボールが集まることになれば、彼を封じれば日本の攻撃は機能しなくなる。敵にしてみれば、守備がしやすい展開だ。

「選手は素直にパフォーマンスを発揮してほしい。日本人のDNAでやれる」

その自信の根拠はなに?(笑)
世界基準に達していない選手が多いから、格上相手に苦戦するのではないか?
自信を持つことは必要ではあるが、虚勢を張っても意味がない。
勝てなかったときは、「日本人のDNAではやれなかった」ということになるが、それでいいのか?

ともあれ、応援はする。
勝てなくてもいいから、無様な負け方はしないでほしい。善戦といえるくらいの、僅差での負けなら、拍手をおくる。

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