ヒューゴー賞といえば、ファン投票で選ばれるSF界の最高権威なのだが……
以下の記事は、その発表の中継でトラブルがあったという記事。
Ustreamのヒューゴー賞授賞式生中継が中断 原因は著作権侵害検出ツール – ITmedia ニュース
2012年度のヒューゴー賞の主な受賞作品は以下の通り。
長編小説部門:ジョー・ウォルトン「Among Others」
中長編小説部門:キジ・ジョンソン「The Man Who Bridged the Mist」
中編小説部門:チャーリー・ジェーン・アンダース「Six Months, Three Days」
短編小説部門:ケン・リュウ「The Paper Menagerie」
トラブルの記事よりも、受賞した作家をひとりも知らないということに、世代観を感じてしまった(^^;)
そりゃ、新人作家は次々に登場しているわけだから、世代交代していくわけだが、なんか取り残されてるなー……と切ない気持ちになる。
例えば、Amazonで「ヒューゴー賞」と検索してみると……
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%83%BC%E8%B3%9E&x=9&y=18
……てな感じで、さすがに2000年代の作品は、馴染みが薄い。
私にとっては……
知性化戦争〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
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スタータイド・ライジング (上) (ハヤカワ文庫 SF (636))
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……なんかが熱く読んだ作品。
最近、目が……というか視力が悪くなって、本を読むのが辛くなっているせいもあるが、じっくり小説を読む機会が減っている。
文章そのものは、ディスプレイ上でけっこう読んでいると思う。紙の本の文字は、集中しないと読めないので、じっくりと椅子に座って「読むぞ」という意識を高めないといけない。その余裕がないんだよね。
翻訳が出たら、久しぶりに読んでみるかな。