W杯第3戦、ポーランド戦。
なんとも後味の悪い試合と結果だった。
試合は負けたが、グループ勝ち抜けのルール上は、2位通過。
しかも、イエローカードの差、という前例のない(?)ケースとなった。
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「セネガルは“2枚のイエローカード”によってワールドカップを奪われた。アリウ・シセ監督のチームは、グループリーグをフェアプレーポイントで敗退した初めてのチームとなった」
首の皮一枚とはこのことだろう。
同時刻に行われていた、コロンビア vs. セネガルは、アディショナルタイムがやや長かったため、日本 vs. ポーランドの方が先に試合が終了していた。
ギャンブルだったね。
残り1分で、セネガルが同点に追いつく可能性もあったわけで、ヒヤヒヤものの決勝トーナメントへのチケットだった。
この大会では、日本は異例づくしだ。
監督が訳のわからない理由で直前交代するし(日本としては初)、選手選考には首を傾げるし、初戦は予想に反して南米チームに初の勝利をあげるし(公式戦で南米に勝利は初)、苦手のアフリカチームとは善戦してドローだし(W杯3大会連続得点の本田は、アジア初)、3戦目は6人も入れ替えて主力を温存するリスクをとり、なおかつイエローカードの僅差(フェアプレーポイント勝ち抜けは初)。アジア勢では初となる3度目の決勝トーナメント。
いったい、いくつの「初」をやらかしてくれるのか?(笑)
面白い。
たしかに、意外性があって面白い。
主力を温存するリスクを取ったのだから、次の16強対決でのベルギー戦で勝たなければ、この策は実を結ばない。
ベルギーとの過去の対戦成績は、2勝2分1敗ということで、五分五分に一歩足りない。とはいえ、テストマッチとは話が違うから、難しいことに変わりはない。
ともあれ、決勝トーナメントに進出したことは、おめでとう(笑)
来週(7/2、27:00)も、楽しみが続くことはうれしい。