科学のあるテーマを、わかりやすく視覚化して、わかりやすい解説を付けることは、なかなか難しい。
しかし、科学的な考察から視覚化されたイメージには、説得力と同時に美しさもある。
その一例として、
国立天文台と天プラなど、ポスター「一家に1枚 宇宙図 2007」を製作
「今まで、空間的にも時間的にも膨大で実感しにくい宇宙を1枚の図で表現することは不可能と思われてきました。(略)この宇宙図は世界で初めて、宇宙の歴史に関する表示と宇宙の広がりに関する表示を科学的に1枚の図で示すことに成功したのではないかと制作委員会では考えています」と、製作に携わった国立天文台天文情報センター普及室長の縣秀彦さんは語る。
オリジナルの「宇宙図」のポスターは、文部科学省の「一家に1枚 宇宙図 2007について」にある。
そのイメージをキャプチャしたものを、参考までに掲載しておく。
なかなか見事なもので、簡潔な解説はもとより、ビジュアルとしても素晴らしい。
宇宙の歴史と構造は、イメージ化しにくいものだが、これはシンボリックで広がりを感じさせるものに仕上がっている。
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