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野球のWBCで、日本代表はアメリカ行きを決めた。
今回の日本代表は、期待値はあまり高くなかった。イチローをはじめとしたメジャーリーガー出ていなくて、監督の力量もやや物足りなかったり、選手への注目度もいまいちだった。
強化試合から1次ラウンドまでの試合では、迫力に乏しく、薄氷を踏む試合が続いていた。

期待値は低くても、それでも期待して見てしまうのが、「日本代表」として日の丸を背負っているチームなのだと思う。

その期待に応えてくれたのが、台湾戦だった。
勝ち越せそうで勝ち越せない展開が続いて、延長にもつれこみ、最後に勝ちきった。
苦しんで苦しんで、最後に勝つ……という、なんとも日本人好みの勝利だった。
こういう展開が好きなんだよね。日本人って(笑)。

ともあれ、台湾戦では、久しぶりに歓喜の声を上げてしまったよ(笑)。
野球でこんなに興奮したのは久しぶり。
子供時代から若い頃は、野球には熱中していたし、勤めていた会社で野球チームに入っていたりした。だが、その後、サッカーに熱くなり始めて、現在は野球よりもサッカー観戦に夢中だ。
プロ野球の野球中継が不振になって久しいが、あるチームの熱烈なファン以外に、熱くなれる試合が少なくなったからなのだろう。

だが、日本代表は別だ。
文字通り、日本の代表だからだ。WBCの運営方法などに問題があることは事実だが、野球がオリンピックの競技からはずされている状況では、野球の国際大会はWBCだけになってしまった。
とはいえ、まだまだ「野球の日本代表」に対する、選手や球団の位置づけは低いように思う。日本代表に対する価値や思い入れ、選手に選ばれることの意味において、サッカーとは雲泥の差がある。

日本体表はWBCの3連覇を最終目標としている、というか3連覇が期待されているわけだが、オランダ戦に勝利したことで、そのチャンスを手に入れた。
監督の采配が特別優れているわけでもないが、立浪コーチと東尾コーチがいるから、山本監督でもいいのかな?と思って見たり。

ちなみに、「プロ野球の平均安打数と月齢と潮汐の関係」で、「8日の台湾戦は貧打かも」と書いていたのだが、安打数はそこそこあったもののチャンスで打てないパターンは続いていたので、貧打と乱打の中間くらいかな。
そして、オランダ戦の試合の打撃は大当たり。
じつは、この日は「中潮」だったので、安打が出やすかったのかもしれない(笑)。もしかして、ほんとうに安打数と月齢と潮汐は関係性があるのかも……?

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