長く待たされた感があるが、「ロスト・イン・スペース」シーズン3が配信された。
シーズン2の最後が2019年12月24日だったので、約2年ぶり。
コロナの影響もあったのだろうが、2年のブランクは長かったね。途中で打ち切りになる作品も多いので、物語の決着をつけたのは評価したい。
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シーズン3は全8話と短め。しかも、一挙公開。
なので、一晩で一気見した。
いろいろと伏線を回収し、謎も明かされ、とりあえず納得の最終シーズンだった。
主役であるウィル・ロビンソンを演じたマックス・ジェンキンズ(16歳)は、シーズン1〜2ではあどけなさの残る子供だったのが、シーズン3では成長して背も伸びていた。別人が演じているかと思ったら、配役は変わっていないようだ。
SF作品では重要となる、未来を感じさせるセットやメカとSFXは、なかなかに素晴らしい。映像では一瞬しか出てこないのに、細部まで作りこまれているのがわかる。
とはいえ、ツッコミどころもある(^^)
たとえば、墜落した宇宙船を自力で修理して、再び飛び立つとか。
いや〜、あそこまでボロボロになった宇宙船を手仕事で修理できるのか?
現代でいえば、大破した自動車を自分で修理できるか……というレベルの話。
そのへんはご都合主義ではある。
毎度思うのだが、海外(おもにアメリカ)のSFドラマはクオリティが高い。
Netflixの予算も潤沢なのだろうが、映画並みの金と手間をかけている。そこは日本が太刀打ちできないところ。
日本にはアニメがある……といいたいところだが、最近の作品は停滞感というかパターン化してしまって、斬新な作品はあまり出てきていない。量産はされているが、飛び抜けて面白い作品が少ない。
ともあれ、楽しみにしていたシリーズが終わってしまって、残念ではある。見ているときは、その世界にどっぷりとはまってしまう。
このところ未見だったSFドラマシリーズを、Netflixで見まくっている。物語中毒というかSFドラマを見たくてしょうがない。
それらについても、おいおいレビューしようと思う。