朝ドラ「おかえりモネ」の所感

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おかえりモネ

時計代わりに見ている朝ドラ。
新しく始まった「おかえりモネ」は、時間軸として現在に近いのが、ここ最近の朝ドラとは違うところ。
また、モデルとなる人物が存在しないオリジナルのドラマでもある。

朝ドラ「おかえりモネ」は「淡々と」しすぎ? 映像の美しさに称賛も…緩やか展開に視聴者やきもき: J-CAST ニュース

  第2週目に突入したNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」に対し、視聴者から不満の声が上がっている。

あるツイッターアカウントは「おかえりモネ、映像が綺麗なだけでつまらない」と、何やら不満げな様子のツイート。また、別のアカウントも「映像は綺麗だけどそれだけ…」と、やはり、「映像は綺麗だけど」とのフレーズを交えつつ、不満を述べているのだ。

物足りないというのは、たしかにあるね。
主演の清原果耶さんといえば、「透明なゆりかご」の印象が強烈にあって、少し前に再放送されていたので、よけいにそう思えてしまう。

「透明なゆりかご」は、よく練られた隙のないドラマで、見るものをグイグイと引きつけるものがあった。ドラマの中のエピソードもショッキングだったために、泣ける話でもあった。

短期ドラマのそれと比較するのはフェアではないが、全体の尺が長くなっている分、密度は薄くなっているのはしかたがないのかもしれない。

「おかえりモネ」の登場人物は、みんないい人で、悪役やクズがいない(^_^)b
じつに平和だ。
エール」「おちょやん」と、激動の戦時中のドラマを続けて見てきて、この平和感が逆にむず痒い。
現代劇は歓迎だけど、綺麗すぎる気がする。

比較的現代に近い時代設定だった、「ひよっこ」は父親の失踪という暗い要素があったし、「半分、青い。」は主要な登場人物達の屈折した性格が暗い面になっていた。
明と暗。
その対比があるから、明の部分が引き立つ。
今のところ、「おかえりモネ」には対比となる「暗」が出てきていない。

毎日が15分の展開で、1週間で75分。
その制約の中ではあるが、15分の締めくくり方が中途半端というか、ぶつ切りに感じる。
「え? そこで切る?」というモヤモヤが残ってしまう。
15分の中にも起承転結は必要だと思うのだが、「結」がないんだ。
録画もしているのだが、週末に妻が一気見するため。妻は朝ドラが始まる時間には出勤しているからだ。
で、一気見した方がドラマとしてはわりとまとまっている。15分だと細切れ感があるんだ。

ドラマがこの調子で淡々と、綺麗に、「暗」があまり出ないで進むと、盛り上がりに欠ける。だから、なにがしかの試練としての「暗」が出てくると予想する。そうしないと、半年ももたないだろう。

ま、とりあえず静観しよう。

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