皇室の結婚問題は、なにかと話題になる。
明るい話題ならいいのだが、批判的な話題になると炎上案件になってしまう。
出口が見えない眞子さまの結婚の行方。
【小室圭】眞子さま最終手段「一時金」辞退…それでも小室さんは愛を貫ける|日刊ゲンダイDIGITAL
事態解決のため公表したはずの28枚の”小室文書”が、状況を一層深刻なものにしているが、元婚約者が解決金を受け取ることで騒動は大団円を迎えるのか。そして、4年も延期されていたお2人の結婚は実現するのか。
(中略)
「延期が長引いているので、今すぐにでもご結婚を望まれる眞子さまのお気持ちも理解できます。眞子さまが世間の批判をかわすため、皇籍離脱後の結婚、そして、1億4000万円といわれる一時金の辞退を選択される可能性もないとはいい切れません」(前出・皇室ジャーナリスト)
本来、住まいや生活など、皇族の品性を保つために支払われる一時金。眞子さまが辞退した場合、小室さんは果たして納得できるのだろうか。
結婚くらい自由にさせてあげればいいようなものだが、皇室の立場ではそうもいかないようだ。
結婚で幸せになれるか、後悔することになるかは、結婚してみないとわからない。
ラブラブだった夫婦が、数年で離婚してしまうのは珍しくない。
しかし、それも人生だし、経験だ。
眞子さまの結婚問題がスキャンダルだとすれば、どういう形であれ結婚後は茨の道なのではと想像してしまう。
しかし、イギリスの王室に比べれば、スキャンダルの程度は低い。国民性といってしまえばそうなのだが、イギリス王室は歴史的な過去から現在に至るまで、スキャンダルだらけだ。それでも国民からの支持が一定程度保たれているのはすごいものだ。
王室も皇室も、血統の一族だ。
しかし、これは一種の幻想で、家系図を数千年遡ることができるということでしかない。
家系図のもっとも古い原初の王(天皇)が、妻との間に王子または王女を授かる。
原初の王と王妃を0世代として、最初の王子または王女を第一世代とする。
遺伝子は父と母から半分ずつ受け継ぐから、王子または王女には王の遺伝子が2分の1しか伝わらない。
第二世代(孫)になると、原初の王の遺伝子は4分の1になる。
第三世代(ひ孫)になると、8分の1になる……と、世代を重ねるほどに原初の王の遺伝子は薄まっていく。
2の(n世代)乗で半減していく。
そして、第30世代になると、10億7374万1824分の1になる。
もはや、原初の王の血筋は遺伝子レベルではほとんど残っていない。
つまり、血統というのは幻想なんだ。
皇室は象徴とされるが、伝統という家柄でもある。
多くの日本人が失ってしまった伝統を受け継いでいるわけだ。
とはいえ、現人神ではなく人間としての皇族なのだから、そろそろ皇室の品位とやらから解放してあげてもいいのではないかな。
結婚を認める条件として、
- 皇籍離脱後の結婚
- 一時金の辞退
それでいいように思う。
眞子さまにとって、それが幸せであるならば、止める理由はない。
一般人として、夫婦ふたりで自活していくのなら、他人がとやかくいうことではないだろう。
男女関係、夫婦関係なんて、年月が経ってみないと、選択が正しかったかどうかはわからないよ。